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中国人民銀:マネーサプライの伸び反発へ、「流動性のわな」兆しない

Bloomberg 8月15日(月)21時45分配信

中国人民銀行(中央銀行)は7月の新規融資が2年ぶりの低成長にとどまったことについて、統計上のゆがみだとし、8月と9月の統計では反動がみられるとの見通しを示した。

人民銀行は15日、自行のウェブサイトに掲載した質疑応答形式の発表文で、投資家は特定の月に関する短期的なデータを拡大解釈するべきではないと呼び掛けた。銀行システムの流動性は潤沢だとも指摘した。

12日に発表された7月の中国経済全体のファイナンス規模は4879億元(約7兆4260億円)とブルームバーグが調査したエコノミスト予想の1兆元を下回り、2年ぶりの低い伸び。マネーサプライ(通貨供給量)M2の伸びは10.2%で、昨年4月以来の低さだった。

人民銀は慎重かつ柔軟な金融政策を続け、適切な時期に微調整する方針を確認。7月はM2とM1の伸びで差が拡大したが、いわゆる「流動性のわな」に陥りつつある兆しとして捉えられるべきではないと注意を促した。

原題:PBOC Says Money Supply Growth Will Rebound, No ‘Liquidity Trap’(抜粋)

Yinan Zhao

最終更新:8月15日(月)21時45分

Bloomberg