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役に立たないから殺す…〝30秒で泣ける漫画〟の作者が描く相模原殺傷事件

withnews 8月19日(金)7時0分配信

 「障害者は生きていてもしょうがない」。相模原市の施設で多くの入所者が殺害された事件の容疑者は、そう話したそうです。ツイッターに投稿した漫画「男ってやつは」が〝30秒で泣ける〟と話題になった漫画家・吉谷光平さんが、事件について描きました。

【漫画】「いらない人」はこちら。〝30秒で泣ける〟と話題になった「男ってやつは」も掲載

漫画の内容は

2016年7月26日 相模原市の障がい者施設で入所者が刃物で刺されるなどして19人が死亡した。

 ◇ ◇ ◇

A:19人も……心が痛むし 怖い事件だねぇ…

B:まぁー 確かに怖いけどさぁ~ 障がい者なんていたって社会に何の役にも立たないじゃん いらない人が減って良かったんじゃない?

A:なっ なんてことを言うんだ君は!!!

B:え? 僕なにかおかしなこといった?

A:じゃあさ じゃあ 君が社会にとって役に立たない人だったら 殺しても良いってことかな?

B:はぁー!? 僕は障がい者じゃないし!!!

A:じゃあ君や、君の大事な人がもし障がい者になったら 君が殺しなよ だっていらないんでしょ?

元のニュースはこちら

 相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者19人が死亡した事件。神奈川県警は15日、元職員の植松聖容疑者を入所女性9人に対する殺人容疑で再逮捕し、発表しました。植松容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているそうです。

 植松容疑者は周囲に「障害者は生きていてもしょうがない」と話していたそうです。

 今年2月には衆院議長公邸に手紙を持参。その中で、重度の障害者が安楽死できる世界を「目標」とし、こうした考えを「安倍晋三首相に伝えていただければ」と記していました。その後、園を退職し、措置入院させられています。

 障害者への差別意識を不当に募らせた末の「ヘイトクライム(憎悪犯罪)」はなぜ、起きたのか? 植松容疑者の心理状態や生活環境について、どこまで解明できるかが捜査の焦点です。

漫画作者・吉谷光平

 【よしたに・こうへい】 26歳の漫画家。サラリーマン生活や漫画家アシスタントなどを経て、月刊スピリッツの「サカナマン」でデビュー。現在は月刊ヤングマガジンで「ナナメにナナミちゃん」を連載中。ツイッターで公開した2ページ5コマの漫画「男ってやつは」が〝30秒で泣ける〟と話題に。

最終更新:8月19日(金)7時0分

withnews