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世界1位のリディア・コは「心技体揃っている」【申ジエのリオ展望】

ゴルフ情報ALBA.Net 8月16日(火)14時21分配信

 いよいよ今週116年ぶりとなる「リオデジャネイロ五輪ゴルフ女子」が開幕する。世界各国から精鋭が集まる今大会の注目選手を、海外メジャー「全英リコー女子オープン」を2度制し、米国の賞金女王、世界ランク1位になった経験のある申ジエ(韓国)に聞いてみた。
 

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 「若いわりには性格に余裕があるし、沈着冷静」と評するのは世界ランク1位、リディア・コ(ニュージーランド)。「彼女のゴルフを見ていると頭の良さを感じます。また、ユーティリティのコントロールが自由自在で安定感がありますね。心技体のすべてが揃っていると思います」。19歳らしからぬプレースタイルをジエも絶賛した。

 現在もっと勢いがあるのが世界ランク2位アリヤ・ジュタヌガーン(タイ)。今年の5月に行われた「ヨコハマタイヤLPGAクラシック」で米ツアー初勝利を挙げたのを皮切りに3連勝、さらに7月に行われた「全英リコー女子オープン」でメジャー初制覇も成し遂げた。「最近実力が一番上昇している選手で、優勝に対する感覚が絶頂期に見える」とジエは分析。

 「ツアーでも最高クラスの飛距離を持っている者として自信もあると思う。自分の長所と短所をしっかりと分かっているように見えます。あとはこれまでのあと一歩で勝てなかった辛い経験も彼女をより強くしたでしょうね」。ドライバーをバッグに入れていないスタイルも自分の戦い方を分かっているからこそだ。

 世界ランク3位、ブルック・ヘンダーソン(カナダ)も1位のリディアと同じく10代だ。今年「KPMG女子PGA選手権」でメジャー初制覇を挙げた18歳を「米ツアーで一番期待する若手選手」という。「外見は可愛いですが、スイングはとてもパワフル。手首が強くてコントロールも上手いし、ショートゲーム感覚も良い」。

 世界ランク4位はアメリカの飛ばし屋レクシー・トンプソン。5月に茨城で行われた「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」を圧倒的な飛距離で優勝したことを覚えている人も多いだろう。そんなレクシーをジエは「体格を利用した大きいスイングアークで距離を飛ばすのが特徴です。フォロースルでコントロールするアイアンショット、ダウンブローで打つウェッジのスピンコントロールは素晴らしい物がありますね」と称賛しながらも「ちょっとショートパットでもったいない時があるかな」とコメントしている。

 今季米ツアーの殿堂入りを果たした同5位のインビー・パーク(韓国)については「パターの神様と言われています」とグリーン上の強さを語る。「正確な読みと打ち方、そして入る確率は誰にも負けないですね。一定したスイングのリズムを持っています」。もう1つストロングポイントに挙げるのは「優勝のチャンスがあるとさらに強い」ということだ。

 男子とは異なり女子ゴルフ界を代表する選手がそろって出場する女子。順当に世界ランキングベスト5からメダリストが出るのだろうか。

(撮影:岩本芳弘)<ゴルフ情報ALBA.Net>

最終更新:8月16日(火)15時15分

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