ここから本文です

巨人ナインが心配する由伸監督の「立ちっ放し采配」

東スポWeb 8月16日(火)6時0分配信

 巨人は14日、ヤクルト戦(神宮)に9―2で快勝し、連敗を3でストップ。神宮球場での連敗記録も6で止め、同一カード3連敗を回避した。奇跡の逆転Vを成し遂げるため負けられない日々が続く中、チーム内では高橋由伸監督(41)の「スタンディング采配」を巡って議論が湧き起こっている。

 久々に投打がかみ合っての快勝だった。ギャレットが2試合連続となる勝ち越しの19号ソロを放つなど2安打3打点。3試合連続無安打だった4番・阿部も先制打を含む5打数3安打の猛打賞で、打線が14安打9点を奪った。一方、投げては先発のマイコラスが8回6安打2失点の快投で今季3勝目を挙げ、ソフトバンクのバンデンハークが持つ外国人の最多連勝記録(14勝)に並んだ。

 由伸監督は「こういう試合をたくさんできればいい。1つ(連敗を)止められたし、(試合日が)1日空いて気持ちを切り替えて頑張る」と冷静そのもの。しかしながら、そんな指揮官を心配する声が上がっている。就任以来、かたくなに「スタンディング采配」を振り続けている点だ。プレーボールから試合終了までベンチ内のイスに一度も座ることはなく、腕組みしながら表情を変えずに戦況を見守り、要所で指示を出す。とにかく立ちっ放しであるがゆえにチーム内からは「下半身に相当な負担がかかっているはず」とささやかれ始めているのだ。

 しかも由伸監督は現役時代、深刻な腰痛に悩まされて手術も行った経験の持ち主。その“爆弾”がもし暴発してしまったら大変なことになる。だが、選手とともに戦う姿勢を一貫させている指揮官にスタイルを変える様子は見られない。

 1990年代以降の近年を振り返ってみても長嶋茂雄氏(現終身名誉監督)や原辰徳氏、故藤田元司氏、堀内恒夫氏ら歴代のG指揮官たちも試合中ずっと立ちっ放しではなかった。巨人の歴史上で「スタンディング采配」がレアなスタイルであることは明白だ。球団関係者は次のように指摘する。

「選手も含め多くの人間が『監督は大丈夫なんでしょうか』などと口にしている。あれだけ長時間立ち続けている経験は選手時代だってなかったわけだからね。とにかくチームが一刻も早く広島に追いつき、首位になれば監督も少しは安心してベンチで座ってもらえるかもしれない。そういう思いで選手たちも一致団結しているところはある」

 この日は広島も勝ったため首位とのゲーム差は変わらず6・5のまま。厳しい状況を覆し、ここから奇跡の快進撃で由伸監督を着座させる日は今後、果たしてやって来るのか。グラウンドの戦い同様、ベンチ内の様子からも目が離せない。

最終更新:8月16日(火)7時22分

東スポWeb

スポーツナビ 野球情報

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。