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聴く納涼。氷が生み出すサウンドが神秘的すぎる……

M-ON!Press(エムオンプレス) 8月16日(火)18時7分配信

自然の中で耳を澄ませてみると、滝の音や鳥の声など、様々な音で溢れていることに気づく。しかし、普段多忙な日々を過ごしている人が自然の音を耳にすることは残念ながら難しい。今回はそんな方に聴いてもらいたい、自然の中でも神秘的なイメージを持つ「氷」をテーマに制作された音楽をご紹介。

「Iceberg Songs」の動画はこちら

■録音された氷山の音で創られた音楽「Iceberg Songs」

現在、注目を集めているUNFCCC(国連気候変動枠組条約)によるプロジェクト「Iceberg Songs」。地球温暖化や気候変動の問題を訴えかけるために始動したという同プロジェクトは、実際に溶ける氷山の音から音楽を創り出すというものなのだとか。

彼らが訴えているのは、氷山は今もつねに溶け続けているということ。同プロジェクトが“氷山の泣き声”と称するサウンドは、南極ウェッデル海などで氷山が実際に溶ける音を録音し、その素材で様々な著名アーティストが音楽を創り上げたものだ。

デンマークの有名音楽プロデューサー・Trentem?llerをはじめ、10組のアーティストが同プロジェクトに参加。幻想的でどこか悲しげにも思えるサウンドは、自然環境や地球温暖化にしっかりと向き合うべきだという、普段忘れがちなことも思い出させてくれるのでは?

■氷彫刻家が作った様々な楽器で奏でる音楽

アメリカ・ニューメキシコ州出身の氷彫刻家、Tim Linhart(ティム・リンハート)さんは、バイオリンやギター、ドラムや木琴など弦楽器から打楽器まで数々の楽器を氷で創り上げ、アイスオーケストラを結成。

ビジュアルも神秘的な氷の楽器は、演奏している人の体温でも簡単に溶けてしまうほど繊細なため、こまめにメンテナンスをしなくてはいけないのだとか。しかし、そんな繊細な楽器のなかに、ティムさんは熱を発さないLED電球を仕込むことを発案。様々な色のライトで視覚でも楽しめるような演出が施されている。

繊細で神秘的な楽器が生み出す幻想的な音楽は、スウェーデンで大人気。冬の風物詩として定期的に行われる冬のコンサートは、氷の楽器が溶けてしまわないようにと、氷製のドーム内で開催された。

ちなみにこの会場は平均マイナス5℃。帽子やグローブ必須。じっとしていられないような堪え難い寒さですが、寒さを吹き飛ばすような驚きのサウンドを体感できるのかもしれない。

寒い地域に行くことがない限り、感じることのできない幻想的で美しい世界。繊細な音楽に触れて、日々の忙しさを忘れてリラックスしてみてはいかがでしょう。

PHOTO:(C) nyankotoasobu ? Fotolia.com

最終更新:8月16日(火)18時7分

M-ON!Press(エムオンプレス)

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。