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下河辺淳氏が死去 普天間返還にも深い関わり 大田県政と政府を仲介

琉球新報 8月16日(火)15時9分配信

 【東京】米軍用地の代理署名訴訟で対立していた大田昌秀県政と橋本龍太郎内閣を仲介したほか、普天間飛行場返還・移設問題にも関わった元国土事務次官の下河辺淳氏が13日午前、老衰のため都内で亡くなった。92歳。葬儀は14日に近親者で行われた。
 下河辺氏は1923年、東京生まれ。日本開発構想研究所特別顧問。東大卒業後、戦災復興院に入所。建設省や経済企画庁などを経て、77~79年に国土事務次官を務めた。米軍用地強制使用手続きを巡る代理署名訴訟で、大田県政と橋本政権との関係が緊張した際、梶山静六官房長官の要請で沖縄と政権との間を仲介した。「沖縄問題を解決するために」とする「下河辺メモ」は大田知事と橋本首相を和解に導いた。【琉球新報電子版】

琉球新報社

最終更新:8月16日(火)15時9分

琉球新報