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もう走らん!“お家芸”復活ならず福士節締め 日本最高14位

デイリースポーツ 8月16日(火)6時4分配信

 「リオ五輪・陸上女子マラソン」(14日、サンボドロモ発着周回コース)

 女子マラソンが行われ、日本勢は福士加代子(34)=ワコール=が2時間29分53秒で14位となったのが最高で、3大会連続で入賞を逃した。田中智美(28)=第一生命=は2時間31分12秒で19位、伊藤舞(32)=大塚製薬=は2時間37分37秒で46位だった。スムゴングが2時間24分4秒でケニア女子勢初のマラソン金メダルを獲得した。

 34歳の“初挑戦”は14位に散った。4大会連続の五輪で、初めて42・195キロに挑んだ福士だったが、日本の“お家芸”復活の旗頭にはなれなかった。

 「金メダル獲れなかった~!ガハハハハ。本当にしんどかった。暑かったし、何かいろいろなことがしんどすぎて…」

 20キロ地点までは先頭集団に食らいついたが、勝負が動いたのは半分過ぎ。給水の後に先頭集団がペースアップ。ペースのアップダウンに体力を削られていた福士は「足に来てた。もう一回行けなかった」と後退した。

 この日は快晴で、日差しも強く厳しい暑さとなった。「ベストコンディションだった」と強がったが、“金メダル級”の万全な調整ができたとはいえなかった。昨年は左右の足の甲を計3回骨折。今年に入ってからも右足甲には慢性的な痛みを抱え、6月の調整レースを欠場した。直前の7月には米ボールダーで高地合宿を敢行したが、タフなレース展開にほんろうされた。

 最後はゴールしガッツポーズ。「金メダル目指したから最後まで頑張りました!こんなに頑張った自分はいない。特別な時間でした」。今後のマラソン挑戦については「もうやんねえ!もう一歩も走らん!ハハハ」と福士節で満足感も表した。

 永山忠幸監督は「マラソンをやるかどうかはわからないが、福士が挑戦するというなら考える」と慎重な姿勢を示した。4年後は38歳。年齢的にも、五輪では今回がラストマラソンとなる可能性が高い。

最終更新:8月16日(火)7時13分

デイリースポーツ