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島本和彦『シン・ゴジラ』に奮起!庵野秀明に勝つ物を作るんだ!

シネマトゥデイ 8月16日(火)11時0分配信

 「エヴァンゲリオン」シリーズの庵野秀明が脚本・総監督を務めた映画『シン・ゴジラ』(全国公開中)の発声可能上映に出席した、庵野総監督との大阪芸術大学時代を描いた「アオイホノオ」などで知られる漫画家・島本和彦が、本作への思いとサプライズで登壇した庵野総監督への思いを熱く語った。

【写真】まさに青春!

 会場一体となった上映を終えた島本は、「みんなノリノリだね。参加モードになって、絶対ここでゴジラ倒さなきゃいけないってサイリウムを振っていた。すごかった」と大感激。上映後にがっちりと握手を交わした庵野総監督の登壇は「想定外」だったといい「(場所は)用意したから楽しんどいてって感じだと思ってたし、もう丸投げか、わかった! やってやるよ! って感じだったから、うれしかった」と振り返った。

 また、今回の上映で芸大時代を思い出したという島本は「しーんとして観るんじゃなくて、和気あいあいとして仲間的な感じで叫びあってる。あれが芸大のシアタールーム的な感じがあって、すごく懐かしい。みんな庵野の作品で感動しやがって! っていうのもあるけど、今回は俺も感動したからいいよ!」と満面の笑みを浮かべた。

 『シン・ゴジラ』については「邦画の歴史上、非常に重要な位置の作品になった。『エヴァ』がそうだったように、この作品で邦画の潮の流れが変わると思う」と評価。「今回の上映会も、ものすごく意味のある一瞬だったので、一緒に参加してくださったみんなは歴史の証人になったのかなと思う」としみじみ語った。

 さらに歴代シリーズでも、1作目の『ゴジラ』を除いて1位だと語った島本は「俺はこれ以上の感動をひねり出さなきゃいけないんだよ。音もついてない漫画の中でさ!」と吐露。「同業者のクリエイター、俺だけが負けたんじゃない、お前らみんなが負けたんだよ! いいか、一緒に戦って庵野に勝つ物を作らないとだめなのをわかっているか! 観る人みんなが庵野に負けたって思うんだぞ! このハードルは怖いぞ。夜も眠れなくなるんだからな!」と奮闘を誓った。(編集部・入倉功一)

最終更新:8月16日(火)11時0分

シネマトゥデイ

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。