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【バドミントン】奥原希望 山口との日本人対決は「ガチンコでぶつかり合えたらいい」

東スポWeb 8月16日(火)17時5分配信

【ブラジル・リオデジャネイロ15日(日本時間16日)発】バドミントン女子シングルスの決勝トーナメント1回戦、世界ランキング6位の奥原希望(21=日本ユニシス)は、同17位のハイ延シュ(25=韓国)を21―6、21―7のストレートで下し、ベスト8に進出した。山口茜(19=再春館製薬所)も元世界女王のラチャノック・インタノン(21=タイ)を21―19、21―16の2―0で1回戦を突破。16日(同17日)の準々決勝では2人の直接対決が決まり、女子シングルス初の日本勢ベスト4進出が確定した。

 圧巻のパフォーマンスだった。昨年12月の「スーパーシリーズ・ファイナル」、今年3月の「全英オープン」と、ビッグタイトルを手にしてきた奥原が序盤から実力を見せつけた。本来は粘り強いプレーが最大の持ち味だが、この日は攻撃面でも相手を圧倒。「しっかり崩してからスマッシュを打てていた。バランスが良くなっている」と手応え十分の内容だった。

 第1ゲーム、10―4の場面で相手のショットが右目の上を直撃し、試合後もまぶたはシャトルの大きさに赤くなったまま。「イラッとした? それはないです」と怒りの猛攻は笑顔で否定したものの、直後から7ポイントを連取するなど、相手に1ポイントしか与えずに第1ゲームを奪うと、第2ゲームも乱れる場面はなし。最後はネットインで勝負が決した。

 奥原の武器は体幹の強さにある。特に代表決定後に改めて積んだトレーニングにより「フィジカルでは誰にも負けない」と自信を深めている。仮に攻め手がなくなったときには、粘って体力勝負に持ち込むという戦略を持っていることが、常に余裕を持った試合運びにつながっている。

 準々決勝では非情な日本人対決が実現する。しかも山口とは選手村で同室だ。悲願のメダル獲得に向けた大事な局面とあって、2人の間にも変な空気も漂いそうだが「茜ちゃんはリビングでゲームをしていることが多くて、私は部屋で動画を見ていて、バラバラなんで」(奥原)といい意味で緊張感を保てそうだ。

 2人の対戦はジュニア時代を含め、国内大会でも、国際大会でも奥原が全勝中。奥原は「それぞれがベストパフォーマンスを出して、ガチンコでぶつかり合えたらいいなと思います」と必勝を誓ったが“日本人対決”というハードルを乗り越えて、初の金メダル獲得を目指す。

最終更新:8月16日(火)17時5分

東スポWeb