ここから本文です

【卓球】金王手!日本大躍進の背景は「スーパー小学生」「強化システム」

東スポWeb 8月16日(火)17時5分配信

【ブラジル・リオデジャネイロ15日(日本時間16日)発】リオ五輪卓球男子団体で水谷隼(27=ビーコン・ラボ)、丹羽孝希(21=明大)、吉村真晴(23=名古屋ダイハツ)の日本は難敵ドイツを3―1で下して決勝進出を決め、銀メダル以上を確定させた。

 卓球は体の大小に関係なく、幼少期から始められる競技。今回の日本男子代表も水谷が5歳、吉村が6歳、丹羽が7歳から卓球を始めている。日本卓球協会が1980年代から「ホープス」(小学6年以下)、「カブ」(小4以下)、「バンビ」(小2以下)といった細かな年代別全国大会を設置したことも水谷らスーパー小学生を生んだ背景にある。2008年からは日本オリンピック委員会(JOC)を中心とした「JOCエリートアカデミー」がスタート。小学生時代に優秀な成績を残した選手の強化システムも整った。

 日本最高の権威を誇る全日本選手権に小学生が出場してくることも珍しくなく、高校生が年上を倒す“下克上”が起こることもしばしば。水谷は青森山田高(青森)3年時に史上最年少で優勝。吉村は野田学園高(山口)3年時に水谷を破って全日本を制覇し、水谷に憧れて青森山田高に進んだ丹羽も18歳で全日本を制した。

 水谷と丹羽は、世界で戦うためのサポート体制が整っている明大に進学したのも共通項。水谷は在学前から、丹羽は在学中からドイツのプロリーグ、ブンデスリーガに参戦した。水谷はロシアの強豪にも在籍するなど海外経験も豊富で、こうした経験も大きな糧となった。2006年6月時点では18位だった男子チームの世界ランクは13年に3位まで上昇し、今も4位をキープ。今年の世界選手権団体戦では39年ぶりの銀メダルを獲得しており、今回の決勝進出も必然といえる結果だ。

最終更新:8月16日(火)17時5分

東スポWeb