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【札幌記念】洋芝の鬼ヤマカツエースにモーリス食いの野望

東スポWeb 8月16日(火)22時56分配信

【札幌記念(21日=日曜、札幌芝2000メートル)dodo馬券】夏競馬も佳境。日曜の札幌では豪華メンバーが集結したGII札幌記念が行われる。中でも国際GI・4勝のモーリスと“マジシャン”モレイラのタッグは大きな注目を集めそう。とはいえ初の洋芝、小回り、二千の距離など、断然の主役に死角があるのも事実。餠は餠屋たることわざもある。高配当的中が使命の当欄は隠れた洋芝の鬼ヤマカツエースで“世界レベル”に真っ向からケンカを売る。

「昨年の札幌記念(4着)に比べて? 断然いいに決まってるわ。昨年は減った体が戻らないまま函館記念(3着)を使って、放牧を挟んで(入厩から)10日での競馬だった。今年は宝塚記念のダメージが心配やったが、ここにきてから体調はグングン上がって追い切りもしっかりやれているからね。体も500キロくらいでちょうどいいわ」

 昨年の今ごろは“泣き”一辺倒だった土屋助手からこんな言葉が出るように、いま函館競馬場で日を追うごとに調子を上げているのがヤマカツエースだ。何より昨年と違うのは馬体の張りと馬の活気。1週前追い切り(10日)は主戦・池添を背にダートを単走で追われ、躍動感あふれる動きで5ハロン68・1―53・7―39・9―12・3秒をマークした。

 見守った池添兼調教師は「いい動きだった。これなら最終追い切りはあまりやる必要もない。すごいGI馬が出てくるから強気なことは言えないが、馬は3歳時の昨年より成長しているし、ローテ的にもいいんじゃないか」と期待を寄せる。

 改めて注目すべきは、決して満足な状態ではなかった昨年の驚異的な踏ん張り。474キロとデビュー以来、最小体重での出走ながら、勝ち馬ディサイファとわずか0秒1差の4着。ラキシス、ラストインパクトといった実力馬に先着した。函館記念3着を踏まえ、その結果をもたらしたのは洋芝への抜群の適性にほかならない。

 6→13着の近走成績が人気にブレーキをかけるのも馬券的には好都合だろう。「鳴尾記念は早仕掛け、宝塚記念はまさかの後方待機。ちぐはぐな競馬ばかり続くが、調子落ちとかは全くないからね。もともと小回り向きの自在性があるし、ここも立ち回りひとつとちゃうか」と土屋助手。

 抜けた実績からモーリスの圧勝もあるかもしれないが「道中でかかりまくった安田記念を見れば、そこにつけ入る隙はあるかもしれんな」と同助手はニヤリ。弱気な姿勢に終始した昨年とは一転、今年は大物食いの野望を抱いて陣営は大一番に挑む。

最終更新:8月16日(火)22時56分

東スポWeb

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