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過払金請求の影響で消費者金融の(株)栄光が破産

東京商工リサーチ 8/16(火) 15:24配信

 (株)栄光(TSR企業コード:350522251、法人番号:7020001014338、横浜市西区浜松町2-5、設立昭和57年9月、資本金4000万円、熊谷昌直社長)は8月15日、東京地裁に破産を申請し同日、破産開始決定を受けた。破産管財人には高木裕康弁護士((株)栄光破産管財人執務室カスタマーセンター・電話045-242-7911、受付時間:11時~16時(土日祝日を除く))が選任された。
 負債総額は約34億円(平成28年5月末日時点)。ただ、関係者によると「過払金返還訴訟による確定債務ならびに訴訟中や今後に訴訟提起が想定される不確定債務を含めた債務として約175億円ある」とされる。
 昭和56年4月創業の消費者金融業者で、一般個人や個人事業主などを顧客に営業を展開。平成3年11月に本社ビルを新築するなど事業を拡大し、ピークとなる10年5月期には売上高約63億9600万円をあげていた。
 しかし、貸金業法の改正などで外部環境が大きく変化し、売上高は減少傾向にあった。また、近年は過払金返還請求による債務負担も重荷となり、26年頃より新規貸付業務を停止していた。以降は、回収業務や過払金返還問題に対応してきたが、先行き改善の見通しが立たず今回の措置となった。

東京商工リサーチ

最終更新:8/16(火) 15:24

東京商工リサーチ