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《リオ五輪》「塩尻選手 よくやった」 男子3000メートル障害予選 地元伊勢崎で熱い声援

上毛新聞 8月16日(火)6時0分配信

 リオデジャネイロ五輪の陸上の男子3000メートル障害で、群馬県伊勢崎清明高出身の塩尻和也選手(順大)が予選に出場した15日、パブリックビューイングが伊勢崎市役所で開かれ、市民ら約200人が画面越しに熱い声援を送った。決勝には進めなかったが、会場から大きな拍手が湧き起こり、「よくやった」「東京五輪では決勝に」と健闘をたたえる声が相次いだ。

 塩尻選手の応援を呼び掛けるポスターが玄関に貼られた市役所東館の1階に、縦2・7メートル、横3・6メートルの大型スクリーンが設置された。午後9時半ごろから市民が集まり始め、「がんばれ!塩尻和也選手」と書かれた市職員手製のうちわを手にレース開始を待った。伊勢崎清明高陸上部の同級生、須藤真未さん(19)は「同級生から五輪選手が出てうれしい。楽しみ」と心待ちにしていた。

 同25分ごろ、塩尻選手ら予選1組の選手がスタート。塩尻選手が画面に映るたびに会場からは「きゃー」「がんばれ」と黄色い声援が飛び、手拍子が鳴り響いた。塩尻選手は初出場の五輪で堂々とした走りをみせ、8分40秒98の11着でフィニッシュした。

 予選は通過できなかったが、五十嵐清隆市長は「五輪という大舞台に出場してくれたこと自体が市民にとって誇り」とたたえ、恩師の武藤浩二・伊勢崎清明高陸上部監督は「急に決まって調整も大変だった中、立派な走りで感動した。まだ19歳、これからどんどん伸びる」と涙ぐんだ。父の清さん(49)は「精いっぱいやってくれて良かった。帰ってきたらお疲れさまと言いたい」と目を細めた。

最終更新:8月16日(火)6時0分

上毛新聞