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OECD鉄鋼委、能力過剰問題で9月に会合。「グローバル・フォーラム」設置へ

鉄鋼新聞 8/16(火) 6:00配信

 OECD(経済協力開発機構)の鉄鋼委員会(委員長・根津利三郎氏)は9月上旬にパリで開く会合で、鉄鋼生産能力過剰問題の解消に向けた具体的な検討に入る。4月のハイレベル協議を受けて、日米欧などが提唱した実務者協議の場「グローバル・フォーラム」の設置に向け、同フォーラムの作業内容やスケジュールを詰める。9月会合をめぐっては、ハイレベル協議の開催も検討されたが、事務者レベルの協議を先行して開き、能力過剰の解消に向けた作業を急ぐ。

 グローバル・フォーラムは、日米欧など主要8カ国・地域が4月に提唱した枠組み。能力過剰解消や構造調整に関連する実務者協議の場として、鉄鋼生産国・地域が対等な条件で参加できる。
 同フォーラムの作業内容として想定されているのが、(1)供給能力の変化などをモニタリングするための情報共有メカニズムの構築(2)構造調整のための政策や支援措置に関するガイドラインの策定(3)新規生産設備に対する輸出信用機関による支援スキームなどのモニタリング(4)人口動態などを踏まえた長期需給見通しの策定(5)構造調整を促進するための技術支援のあり方の検討(6)国際金融機関を含む他の国際機関との連携―の6点。
 OECD鉄鋼委は4月のハイレベル協議で、能力過剰問題の解消が世界鉄鋼業の健全な発展にとって不可欠との認識で一致。共同声明の発出は見送ったが、各国・地域が共同で取り組むことができる作業を検討することになっていた。
 今後の鉄鋼委員会については、中国などOECD非加盟国を交えたハイレベル協議の開催を模索しつつ、当面は実務者レベルでの協議を先行して進める方針。

最終更新:8/16(火) 6:00

鉄鋼新聞

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