ここから本文です

15歳の山口茜「男子OB全員倒す」 日本代表を経験、飛躍誓う

福井新聞ONLINE 8月16日(火)17時22分配信

 リオデジャネイロ五輪のバドミントン女子シングルスでベスト8入りした山口茜。山口は15歳で史上最年少となる日本代表に選出され、既に地元福井の大きな期待を背負っていた。勝山高校1年生当時のインタビューを振り返る。(肩書などは2013年5月当時)

  ×  ×  ×

 2013年4月に開かれたバドミントンの二つの国際大会で、格上の選手を次々と破り準優勝した山口茜(福井県立勝山高1年)。昨年12月に史上最年少で日本代表入りを果たした15歳は、地元の勝山高で競技を続ける道を選び世界を狙う。将来の五輪出場も期待される山口に、現在の環境や今後の抱負を聞いた。

 ―勝山高を選んだのは。

 「地元で頑張りたいというのが第一。応援してくれる人がいっぱいいるし、団体戦が好きなので、今までやってきたチームメートともっといい成績を残したい思いがあった」

 ―日々の練習内容は。

 「平日は授業が終わった後の2時間で、週末は半日。みんなといっしょに(左右に振られたシャトルを拾う)ノックや(男子OBとの)スパーリング。たくさん(約20人)いる男子OBのうち、毎日何人か来てくれる。シャトル拾いや部活の準備、後片付けは1年生だから普通にやる。練習量は中学時代と変わらないが、長時間やればいいものでもない」

 ―日本代表になって変化はあったか。

 「私の実力は下の方だが、合宿や遠征に行かせてもらえることは大きい。2月に1週間の合宿に2回続けて参加した。格上選手のスピードについていくのがやっとだったけど、おかげでその後の大会では周囲から『(体の動きやスマッシュが)速くなった』と言われた」

 ―準優勝した4月の2国際大会を振り返って。

 「大阪国際チャレンジでは日本人ばかりと当たったが、自分のペースでプレーできて『勝てるかも』という感触があった。でも(全日本女王の)今別府香里さん(ヨネックス)との対戦は、途中でショートサーブに切り替えられて対応できなかった。経験、気持ちの差を感じた」

 「ニュージーランドオープンは、ランキングも含め相手の情報を収集しなかったことが良かった。格上の選手に向かっていくことを楽しめるタイプなので、負けてもともとと考え、プレッシャーはなくプレーできた。準優勝は自信になった」

 ―今後の目標は。

 「五輪は出るまでが大変。今はインターハイで上位入賞を目指す。まずはその予選を頑張りたい。7月はUSオープンに出るかもしれないがまだ分からない。あと、勝山の男子OBを倒したい。いまはどっこいどっこいだけど、3年間でOB全員に勝つことが目標です」

最終更新:8月16日(火)17時22分

福井新聞ONLINE