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好カード続出のU18準々決勝、第3シードの村松千裕らが準決勝へ [全日本ジュニアテニス]

THE TENNIS DAILY 8/16(火) 7:40配信

「DUNLOP SRIXON 全日本ジュニアテニス選手権 '16 supported by NISSHINBO」(大阪府・靱テニスセンター、江坂テニスセンター/8月8~17日/ハードコート)は8日目、靱テニスセンターにてU18のシングルス準々決勝、それ以外の3つの年代の単複準決勝が行われた。

大会8日目、18歳以下のシングルス4強が出揃う [全日本ジュニア]

 U16の女子シングルスは第1シードの佐藤南帆(関東/有明ジュニアTA)と第4シードの坂詰姫野(北信越/ファーストTA)が決勝に進出。佐藤は第3シードの輿石亜佑美(関東/浦和麗明高)に6-1 6-3、坂詰は第13シードの川村茉那(関東/CSJ)に6-4 6-1で勝利した。

 U18女子シングルスは、トップ4シードでは唯一第3シードの村松千裕(関東/吉田記念テニス研修センター)が準決勝に駒を進めた。第2シードの内藤祐希(関東/TEAM YONEZAWA)は第12シードの坂田季美佳(関東/山梨学院高)に5-7 6-2 6-7(3)で敗退。一昨年、15歳のときにすでにU18を制している第4シードの小堀桃子(関東/U.T.PあたごTC)は15歳の宮本愛弓(関東/ローズヒルTC)に4-6 5-7で敗れた。

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 炎天下で3時間近いロングマッチになったのは、内藤と坂田の初対戦。内藤は昨年の全日本ジュニアのU14でベスト4だったが、10月の世界スーパージュニアで頭角を現した。当時14歳ながら準優勝で、ITF世界ジュニアランキングでは現在17位で日本のトップ。U16をスキップして今回U18に出場したのも当然だった。

 そんな内藤の活躍をもちろん知っていた坂田は「今日は自分でもびっくりするくらい緊張してしまいました」と苦笑いする。そのせいで立ち上がりから3ゲームを連取されたが追いつき、第1セットは7-5でものにした。

 内藤は緩急の使い分けが巧く、柔らかい手首を使って自在に回転をかけてラリーをしていたかと思うとベースライン後方からでもフラットなハードヒットでウィナーを奪いにくる。コートの中に入っていきたい坂田だったが、そのタイミングをなかなかつかめなかった。しかしゲームが進むと緊張感もほぐれ、内藤のペースに少しではあるが慣れていったという。

 第2セットは2-6と簡単に奪われ、最終セットは4-2から4-4に追いつかれた。そこからのシーソーゲームでタイブレークに突入。こうなれば気力と体力の勝負だ。2時間48分の勝負に幕を下ろしたのは坂田だった。

 勝因については「サーブがけっこうよかったことだと思います」と坂田。コース重視で、効果的なサーブを練習してきた。

 昨年は宮本愛弓との4時間のバトルにも勝った坂田。いつも忍耐の試合を戦っている印象だ。なお、U18に出場している15歳の中には、内藤のほかに宮本も含まれる。準々決勝は-6 5-7で勝利。昨年の世界スーパージュニアも制したペアのパートナー、荒川晴菜(関東/吉田記念テニス研修センター)との一戦が待つ。

(テニスマガジン/ライター◎山口奈緒美)

最終更新:8/16(火) 7:40

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