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大型補強のドルトムント、香川の最大の競争相手は……? ポジション争う新戦力たち

theWORLD(ザ・ワールド) 8/16(火) 22:30配信

“神の子”との共存は不可能か

今夏、大型補強を進めているドルトムント。日本人のサッカーファンにとって日本代表MF香川真司の序列がどう変化するのかということは非常に関心がある話題だ。中盤に多くのスター選手を招き入れたドルトムントだが、どの選手がライバルとなるのだろうか。

1.ミケル・メリーノ
(オサスナから加入)
スペインからやってきた若き大型ボランチのメリーノ。同選手は中盤の最も低い位置で起用されることが濃厚で、現段階で香川とプレイエリアが被る可能性は低い。しかし、トゥヘル監督がよりインテンシティを求め、メリーノを一列前で起用することになれば、香川のライバルとなりうるだろう。

2.セバスティアン・ローデ
(バイエルンから加入)
年代別のドイツ代表経験者でもあるローデ。ドイツスーパーカップではいきなり古巣バイエルン相手に素晴らしい活躍を見せ、チーム最高の評価を受けている。しかし、それはあくまでもアンカーとしての評価だ。ローデは前に出ていくことが武器でもある選手だが、この試合では香川にボールを配給する役割を与えられており、メリーノと同様にドルトムントで香川とライバルになる可能性は低いだろう。

3.マリオ・ゲッツェ
(バイエルンから加入)
言わずと知れた“神の子”ゲッツェ。一度の裏切りを経て、ドルトムントへと帰ってきた。現段階で香川とポジションを奪い合う可能性は非常に高い。ドイツスーパーカップでこそ、ゲッツェはバイエルン時代と同様ベンチに90分間座る羽目になったが、トゥヘル監督はEURO参加組を休ませることを示唆しており、予想の範疇だ。言うまでもなく、2012年にすでに2人はブンデスリーガを席巻した名コンビであった。しかし、当時はゲッツェがサイドに置かれ、香川がトップ下という形で共存していた。今季の場合、そのような形で共存する可能性は低いだろう。なぜならドルトムントは典型的なサイドアタッカーとしてウスマン・デンベレ、アンドレ・シュールレ、エムレ・モルといった選手を獲得しており、ほかにもマルコ・ロイスというスターが君臨している。そのため、トップ下もしくはインサイドハーフというポジションをゲッツェと争う可能性は非常に高いといえるだろう

さらに香川がゲッツェとのポジション争いに敗れた場合にはシュールレ、モル、デンベレ、といった生粋のアタッカーたちとサイドの枠を争うことにもなる。クロップ時代ではゲッツェと香川という2人のゲームメイカーが猛威を振るっていたが、サイドを縦に仕掛ける選手を好むトゥヘル監督のもとではかなり分が悪いポジション争いだ。

現状で、香川にとって最大のライバルといえるゲッツェがバイエルンで長くベンチを温めていたのは幸運といえるだろう。ゲッツェが試合勘を取り戻す前に、地位を固めてしまえばいいのだから。しかし、ドイツスーパーカップでは大きなインパクトを残すことはできず、最初のアピールには失敗している。新加入選手に多くの期待が集まるドルトムントだが、香川には“古参選手”として奮起を促したいところだ。

http://www.theworldmagazine.jp/

最終更新:8/16(火) 22:30

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