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「日本は慰安婦被害者に謝罪せよ」 芸術家たちがミュンヘンでデモ

ハンギョレ新聞 8/16(火) 8:36配信

「生存被害者に法的補償を」プラカードデモ

 日本軍慰安婦問題は人類の犯罪行為であり、日本政府の心からの謝罪なしにはこの問題を解決できないという声が、ドイツのミュンヘンの街に鳴り響いた。性格も不明な支援金10億円で慰安婦問題を「最終的かつ不可逆的」に覆い隠そうとする韓日政府の行動に対する批判が相次いでいる。

 欧州に住む革新志向の同胞の集まりである「進歩韓国のための欧州連帯」は、今月13日(現地時間)にドイツのミュンヘンで世界の芸術家たちと人権活動家たちが参加し、慰安婦問題の真の解決を求めたことを、15日(現地時間)、フェイスブックへの書き込みや写真の掲載で全世界に知らせた。第4回全世界慰安婦メモリアル・デーの共同行動を迎え、キャンペーンを展開した彼らは、ミュンヘンの街で「反人類犯罪は我々皆にかかわる出来事」(Crime Against Humanity is Everyone's Business)と書かれたプラカードを持って、慰安婦問題に対する現地人たちの関心を呼びかけた。

 イベントに参加した映画監督のビヨーン・イェンスン(ドイツ)氏は「第2次世界大戦中、日常的な強姦および暴力の被害者である慰安婦生存者たちは、まだ日本政府の公式謝罪を待っており、大多数の人々はなぜこの問題が日本国内で公論化されないのかを理解できずにいる」としたうえで、「現在の日本政府が約70年前のことに対して直接的な責任はないとしても、慰安婦被害当事者たちと将来の世代を向けて日本軍慰安婦の歴史が忘れられないように、適切な処置を取るべき責任がある」と指摘した。イェンスン氏は今年6月、ソウル国際女性映画祭に「忘れられたフィリピン慰安婦」(Forgotten Sex Slaves – Comfort Women in the Philippines, 2015)を出品した。

 チリの女性人権活動家であり、画家のコリナ氏は「過去に人類が犯した犯罪を記憶することで、犠牲者の存在を心に留め、再発を防ぐことは極めて重要だ。日本政府は慰安婦犯罪について明確に謝罪し、生存している被害者たちに法的補償をすべきだ」と指摘した。 ブラジルから来た人権活動家のクリストファー氏は、「1960~80年代にわたる軍事独裁時代に、多くの女性たちが刑務所で拷問と性的な暴力を受けたブラジルの不幸な過去を思い出す。 家父長的社会における反女性的暴力は、全世界が関心を持つべき問題」だと話した。

 欧州連帯は「自分の名誉回復だけでなく、人間の尊厳性が尊重される社会を作るために25年という長い歳月を戦ってきた元従軍慰安婦ハルモニ(おばあさん)たちを心から尊敬する。被害生存者たちが、正義が実現されたことを目にする日が来ることを願っている」とあるミュンヘン市民が話したと伝えた。
チョン・ジョンフィ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

最終更新:8/16(火) 8:36

ハンギョレ新聞

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