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光復節祝辞で恒例の「対北朝鮮提案」、今年はなし

ハンギョレ新聞 8/16(火) 13:36配信

朴大統領「北は核兵器開発、対南挑発威嚇を中断せよ」要求 離散家族対面など対北朝鮮提案は皆無 2013~2015年には離散家族対面、DMZ生態公園などを提案

 朴槿恵(パククネ)大統領は15日、「北朝鮮当局に求める。核兵器をはじめとする大量破壊兵器の開発と対南挑発威嚇を直ちに中断することを望む」と明らかにした。

 朴大統領はこの日午前10時、ソウルの世宗(セジョン)文化会館で挙行された第71周年光復節祝辞を通じて「この地の平和はもちろん、民族の将来のためにも北朝鮮の核兵器開発は決して容認できない」として、このように述べた。

 朴大統領は「政府は北朝鮮の核とミサイルから国家と国民の安全を守るために、国際社会との共助を一層強化し、必要で可能なすべての措置に全力投球する」と強調した。さらに「THAAD(<サード>高高度防衛ミサイル)の配備も北朝鮮の無謀な挑発から韓国国民の生命を守るために選択した自衛権的措置」と明らかにした。

 朴大統領のこうした対北メッセージは、北朝鮮の4回目の核実験と政府のTHAAD配備決定発表以後の大統領の公開メッセージの延長線上にあるもので、目新しい内容は含まれていない。

 朴大統領がこの日の光復節祝辞を通じて、対北朝鮮提案を一切出さなかったという事実は、以前とは異なる注目すべき点だ。光復節祝辞の恒例だった「中秋節前後の離散家族対面提案」すら出さないほど、対北認識が強硬になったことを裏付けているためだ。ただし、朴大統領は「北朝鮮当局が正しい選択をして、真正性ある姿勢で出てくるならば、韓国はいつでも平和と共同繁栄に進む機会を提供するだろう」と明らかにし、南北当局間の対話余地を完全には排除しなかった。だが、朴大統領は「南北当局対話」に直接言及することはなかった。

 朴大統領は2013年の就任以後、南北関係が閉塞する渦中にも毎年の光復節祝辞を通じて多様な対北提案を出してきた。

 就任初年度の2013年の光復節祝辞では「政治的な状況と関係なく、人道的な支援は継続していく」と明らかにした後、中秋秋前後の離散家族対面▽非武装地帯(DMZ)世界平和公園造成を北朝鮮に提案した。

 2014年の光復節祝辞では「南北が実践可能な事業から行動に移そう」として、「三大通路」(民生・環境・文化)の開設・拡充▽離散家族対面など多様な提案を出した。

 2015年の光復節祝辞では、非武装地帯世界生態平和公園造成▽南北の鉄道・道路連結▽年内に離散家族名簿交換を提案した。

イ・ジェフン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

最終更新:8/16(火) 13:36

ハンギョレ新聞

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