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ピンクのトンボ確認相次ぐ

紀伊民報 8月16日(火)16時34分配信

 ショッキングピンクの体色をした南方系のベニトンボが和歌山県南部で相次いで確認されている。県内では6年前に串本町で初確認されて以来、確認報告は北上しており、白浜町やすさみ町などでも見つかっている。

 ベニトンボの調査を続けている熊野自然保護連絡協議会の南敏行会長によると、2010年に串本町で雄1匹が初確認された。13年には同町の別の場所で複数回複数匹の確認があった。この年には御坊市でも雄1匹が見つかっている。さらに14年には新宮市と白浜町でそれぞれ雄1匹、15年にはすさみ町で複数回複数匹が確認された。16年も那智勝浦町の2カ所で雄1匹ずつ。今月に入ってからは白浜町の別の場所でペアが見つかった。

 南会長は「これからさらに目撃情報が増えてくるだろう。あと1、2年で定着する可能性がある」と話している。

 ベニトンボは、全長4センチ前後。アジアの熱帯・亜熱帯に広く分布する。日本では沖縄、九州、四国で定着しており、本州では和歌山県と三重県で確認されている。

最終更新:8月16日(火)16時34分

紀伊民報