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わらの舟燃やし流れ施餓鬼

紀伊民報 8月16日(火)16時33分配信

 和歌山県田辺市下川上、日置川の支流「安川」で15日、麦わらの舟に新仏をのせ火を付けて流す盆行事「流れ施餓鬼(せがき)」があった。遺族らが舟を見送った。

 地元愛郷会が守り継いでいる県無形民俗文化財。舟は長さ約8メートル、幅約1メートルで、愛郷会の会員が作る。

 下川上集会所近くの河原で、近くにある法伝寺の瀬戸道雄住職が経を読み、参列者が焼香した。さおを持った船頭に見立てたわら人形と初盆の家の灯籠が舟に載っており、新仏の位牌(いはい)6体を遺族が載せた。愛郷会の会員が舟にたいまつの火を放ち、川に流した。遺族らは手を合わせて舟の行方を見守った。

最終更新:8月16日(火)16時33分

紀伊民報