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果実8割のシャーベット発売

紀伊民報 8月16日(火)16時33分配信

 和歌山県田辺市の食品会社が、県内産の果物を使ったシャーベットの商品化に取り組んでいる。果肉をふんだんに使って「果実80%以上使用」のシャーベットにこだわっている。独自製法で開発を進める担当者は「和歌山が果物王国であると全国の人にアピールできれば」と話す。

 郷土食「めはりずし」やタカナの冷凍品を製造している田辺市文里1丁目の食品会社「熊野の里」(宮崎誓悟社長)が商品化する。

 県内で栽培され、全国的に生産量が多い果実に着目してシャーベット製造を企画。温州ミカンをはじめ、県内の果物のシャーベットを製造販売する。同社の冷凍製造を担当する南克彦商品開発部長(61)によると、果汁をシャーベットにした市販商品は多いが、果実のシャーベットは少なく、さらに商品成分の80%以上が果実の商品は珍しいという。

 冷凍保存した果物を、少し解凍した状態にして2ミリ大にスライスし、果糖ブドウ糖や甘味料などを配合した液に浸して冷凍する。

 すでに温州ミカンや柿、スモモ、南高梅、イチゴなどのシャーベット商品化にこぎ着けた。商品名は「ラブフル80」。南さんは「愛が満タンで果実が80%入っているとの思いで命名した」という。1個55グラム。9個入りのセットで、3千円程度の価格設定を計画している。今月下旬か9月からホームページを通じて販売する予定。

最終更新:8月16日(火)16時33分

紀伊民報