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日産、革新的な新エンジン開発 今秋以降実用化

carview! 8/16(火) 12:55配信

日産自動車から注目の新エンジンが登場する。走行状況にあわせて圧縮比を変化させることができるという「VC-T(バリアブル コンプレッション ターボチャージド)エンジン」だ。すでに実用化の準備が整っているという。

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エンジンの圧縮比は、燃焼時の爆発力(エンジンパワー)を決定づける重要な要素で、通常のエンジンは、圧縮比は一定に設定される。これはエンジンそのもののキャラクターは一定であることを意味する。

ところが日産が開発した「VC-Tエンジン」は、この圧縮比を8:1から14:1まで無段階に変化させることができる。これはひとつのエンジンで「パワー重視」から「燃費重視」のモードまで自在に使い分けられることを意味する。

では、「VC-Tエンジン」がどうやって圧縮比を変化させられるかというと、ピストンの上死点(一番上に来る位置)を変化させられる機構を持つ。ピストンリンクを押し上げる軸の部分の角度を変化させられる構造により、圧縮比を8:1から14:1の間で無段階かつシームレスに変えられるというのだ。

これは今までのエンジンにはない発想。圧縮比がシームレスに変化するというのは、いってみれば走行中に排気量が変わるようなもの。どんなエンジンフィールをもたらすのか大いに気になるところだ。

VC-Tエンジンのお披露目の舞台は9月29日に開幕するパリサロン。インフィニティモデルへの搭載が予定されている。

株式会社カービュー

最終更新:8/31(水) 16:27

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