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NY外為:ドル軟調、景気の強さへの疑問続く-利上げ観測は後退

Bloomberg 8月16日(火)5時30分配信

15日のニューヨーク外国為替市場ではドルが軟調。今週発表される米連邦公開市場委員会(FOMC)会合の議事録を前に、年内利上げに対する投資家の確信が揺らいでいる。

先週発表された米小売売上高が前月比で横ばいとなり、米景気回復の強さに対する不安が浮上、年内利上げ観測は後退した。

BNPパリバの北米為替戦略責任者、ダニエル・カッツァイブ氏(ニューヨーク在勤)は「市場は米金融政策引き締めの可能性をこれまで以上に織り込んではいない」と述べ、「ドルの勢いは失われた」と続けた。

同氏はただ、米金融政策当局から示唆されるタカ派的な姿勢がドルを支えるとみている。米連邦準備制度理事会(FRB)は17日にFOMC7月会合の議事録を公開する。市場参加者は今月ワイオミング州ジャクソンホールで予定されているイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演に注目している。

ニューヨーク時間午後5時現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.2%低下。円は対ドルで0.1%上昇して1ドル=101円26銭。

ウェルズ・ファーゴ・セキュリティーズの為替ストラテジスト、エリック・ビロリア氏(ニューヨーク在勤)は「米金融政策をめぐり一段の透明性が示されるまで、ドルには全般的に値固めのパターンがみられる可能性がある」と述べた。

原題:Dollar Extends Drop as Faltering Economy Pares Rate-Boost Wagers(抜粋)

相場を更新し、第4、6段落を加えます.

John Ainger, Lananh Nguyen

最終更新:8月16日(火)6時33分

Bloomberg