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ブラジル株:ボベスパ指数、14年以来の高値-商品高と経済見通し好感

Bloomberg 8月16日(火)7時25分配信

15日のブラジル株式市場で指標のボベスパ指数は終値ベースでほぼ2年ぶりの高値となった。原油上昇を受けてブラジル石油公社(ペトロブラス)株が上昇するとともに、景気回復が加速するとの見通しから内需関連銘柄に買いが集まった。

化粧品メーカーのナトゥラと小売りのブラジレイラ・ジ・ディストリブイサン(パン・ジ・アスーカル)が消費関連株の上げを主導。ペトロブラスはボベスパ指数の上昇に最も貢献した。金属価格の上昇を好感し、鉄鉱石生産のヴァーレも高い。電力のCPFLエネルジアは2012年以来の高値。中国国家電網はCPFLの経営権取得に向けた合意に達したと事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

輸出見通しの改善に加え、テメル大統領代行による財政立て直しへの信頼感の高まりを受け、アナリストは今年および来年のブラジル経済の成長率見通しを上方修正。景気は早期に回復するとの観測は、ボベスパ指数が今年これまでに36%上昇することにつながっている。

証券会社ギジ・インベスチメントスのアナリスト、パウロ・エンリケ・アマンテア氏は「株価が高水準を維持しているという事実はそうした楽観論と一致する。国内外の投資家は株式のポジションを増やすことに極めて関心が高い」と語った。

ボベスパ指数は前週末比1.5%高の59145.98で終了。指数構成59銘柄中45銘柄が上昇。ナトゥラは2%、パン・ジ・アスーカルは1.6%、ペトロブラスは4.4%、ヴァーレは3.1%、CPFLは2.3%それぞれ上昇。 4-6月(第2四半期)決算が予想を上回った石油化学メーカーのブラスケムも高い。

クレディ・スイス・グループは15日、今年のブラジル経済の成長率見通しを従来の3.5%減から3%減へと上方修正し、来年の予想についても従来の0.5%増から0.8%増に引き上げた。

原題:Ibovespa at Highest Since 2014 on Commodities, Economic Outlook(抜粋)

Denyse Godoy

最終更新:8月16日(火)7時25分

Bloomberg