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サイバーダイン株が急落、空売り投資家のリポート公表が材料

Bloomberg 8月16日(火)12時47分配信

16日のマザーズ市場で、医療機器の研究開発を手掛けるCYBERDYNEの株価が急落した。空売り投資家のアンドルー・レフト氏が率いる株式情報サイト、シトロン・リサーチが同社に関するリポートを公表したことが要因となった。会社側は「事実誤認」だとしている。

サイバダイ株は一時、前日比11%安の1852円まで下げ、6月24日以来の日中下落率を記録した。朝方は前日終値を挟んだ動きだったが、午前半ば以降に売りが急増した。午後2時25分現在は同8.9%安の1893円で取引されている。

シトロンのリポートによると、サイバダイのいずれの製品も効果的に商業化するには至っていないとし、日本の投資家に「細心の注意を払うこと」を推奨。ターゲットプライスは300円に設定した。

サイバダイの最高財務責任者(CFO)、宇賀伸二氏は電話取材に対し「悪意を持って書かれたリポート」であり、「事実誤認」だと述べた。

岩井コスモ証券の西川裕康アナリストは「シトロンのリポートでは触れられていないが、同社の売り上げの主力は腰に付ける介護支援ロボット。今月末にも福島県の新工場が稼働し、量産効果で今年度か来年度には最終黒字に転換できるとみている」と分析。サイバダイに対する買い推奨の投資判断に変更はないとした。一方でリポートの標的となったのは同社の情報提供が不足していた現れだとし、開示強化への努力を促した。

シトロンは昨年、カナダの医薬品メーカー、バリアント・ファーマシューティカルズ・インターナショナルに関するリポート発表し、株の大幅下落を招いた。空売り投資家による日本企業のリポート発行をめぐっては、米グラウカス・リサーチ・グループが7月27日、伊藤忠商事について会計手法を批判して株価急落の見通しを示したケースがある。伊藤忠側は同リポートを受け、適切な会計処理を実施しているとのコメントを発表した。

Tom Redmond, Toshiro Hasegawa, Takako Taniguchi

最終更新:8月16日(火)14時27分

Bloomberg

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