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8月のドイツZEW景況感が持ち直す、英EU離脱選択の影響弱まる

Bloomberg 8月16日(火)19時24分配信

ドイツの欧州経済研究センター(ZEW)がまとめた8月の独景況感指数は持ち直した。英国が国民投票で欧州連合(EU)離脱を選択し、その当初の衝撃で7月は大きく落ち込んでいた。

ZEWが16日発表した8月のドイツの期待指数はプラス0.5と、前月のマイナス6.8から改善。同指数は向こう6カ月の見通しを示す。ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査ではプラス2への上昇が見込まれていた。

英国が国民投票でEU離脱を決めたものの、主要中央銀行が悪影響波及を阻止する措置を講じたことで、英EU離脱に関連した懸念が和らいだ。英イングランド銀行は追加緩和策を開始し、欧州中央銀行(ECB)は必要に応じて行動すると表明。ドイツ連邦銀行のバイトマン総裁は英EU離脱が国内経済に及ぼす短期的な影響を測定するのは困難だと述べつつ、7-9月(第3四半期)の成長加速見通しを疑う理由はないとの見方を示した。

ZEWのアヒム・バンバッハ所長は発表文で、景況感は「英EU離脱選択に伴う衝撃から部分的に回復した」と述べた上で、政治リスクのせいで「引き続きドイツの景気見通しは楽観を増すことができていない」と指摘。「さらに、EU銀行セクターの弾力性をめぐる不透明感が根強い」とも述べた。

今回の調査はアナリスト214人を対象に7月29日から8月15日に実施された。ZEWによると、8月の独現状指数は57.6と、7月の49.8から上昇。ユーロ圏の期待指数はプラス4.6と、前月のマイナス14.7から改善した。

原題:German ZEW Investor Confidence Recovers as Brexit Shock Settles(抜粋)

Carolynn Look

最終更新:8月16日(火)19時24分

Bloomberg