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客の声はやっぱり正しい。客の声で重大ミスを回避

Web担当者Forum 8月17日(水)10時6分配信

心得其の468

適当なことばかり

8月最初の日曜日。義父母が私たち夫婦の結婚記念日を祝ってくれるということから、ともに訪れたステーキハウス。

ホームページで確認した営業時間は午前11時から。5分前に到着し、クルマのなかで開店を待っていると、初老の男性が近づき、土日祝日は12時開店だと告げます。オーナーのようです。Webで確認したと答えると、オーナーは「(ネットは)適当に書かれている」と溜息まじりに吐き捨てます。

私自身が店名をドメインに持つ「公式サイト」をスマホで確認しており、確信はありましたが、断定的なオーナーの口調に見落としがあったのかもしれないと不安になり、さらにその場にいた誰一人として「スマホ」を持っていないため確認もできません。なお、私は休日、モバイル端末をモバイルしません。

しかし、結果として適当なことを書いていたのはオーナーの方です。彼は「客の声」の大切さを再確認させてくれた反面教師でした。

誰も知らない真実

昨年の6月にリニューアルしていたステーキハウスのホームページ。レスポンシブウェブデザイン(RWD)で構築されたページのフッター部には、はっきりと「営業時間:午前11時~」と表示されています。つまり、オーナーはもちろん、スタッフの誰一人としてリニューアルしたサイトを見ていないということです。

Web担当者(発注者)のミスか、制作を請け負った業者の間違いかはわかりませんが、公開された情報に責任を負うのは店側です。サイトを更新した際は必ず隅々まで確認し、可能であればダブルチェック、トリプルチェックをかけなければなりません。

それにしてもゾッとする話です。営業時間という重要情報が、1年以上も間違ったまま放置されているのです(現在進行形)。その間、「公式サイト」の情報を信じて土日祝日の午前11時に店に足を運んだものの、暗い店内に営業していないと判断し、そのまま立ち去ったお客は数多いことでしょう。

そのお客らは「(開店時間に)いい加減な店」と呆れるか、「潰れてた」と感想を抱きます。わざわざお金を掛けて、店の評判を落とし続けているリニューアルです。

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最終更新:8月17日(水)10時6分

Web担当者Forum