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ゴルフ初心者でもわかる!メダル候補はこんなヒト チョン・インジ編

ゴルフ情報ALBA.Net 8月17日(水)8時8分配信

<リオデジャネイロ五輪ゴルフ女子 事前情報◇16日◇オリンピックゴルフコース(6,245ヤード・パー71)>

韓国の大型プレーヤー、インジのスイング連続写真【計10枚】

 いよいよ開幕したリオ五輪。女子ゴルフは現地時間の17日(水)に開幕を迎える。強豪揃いの韓国代表は全員が有力なメダル候補だが、その中でも昨年日本でも大ブレイクした大型プレーヤー、チョン・インジを紹介しよう。

 韓国での愛称は“ダンボ”。ディズニーのアニメに登場する空飛ぶ小象に雰囲気が似ていることから、コーチに命名された。ファンクラブにも、その愛称が使われている。2012年から韓国ツアーに参戦、これまで9勝を挙げている。世界にその名を轟かせたのは2015年。日本ツアー初出場でメジャーの「ワールドレディスチャンピオンシップ」に出場し、圧倒的な強さで優勝。同年の「全米女子オープン」でも米ツアー初出場でメジャー制覇、そしてその年の「日本女子オープン」で優勝した。日米のナショナルオープンを制し、その強さを見せ付けた。16年から米女子ツアーに本格参戦している。

 身長175センチと長身で、日本の選手からは“ビッグイージー”「アーニー・エルスのよう」と評された。日本や海外で彼女のスイングを見てきた1999年の国内ツアー賞金女王、村口史子は「腕とクラブを連動させるのがすごく上手い。軸がまったくブレないよね」とスイングを評価。ゆったりとしたリズムで「スイングはおとなしいけど、その中でビシッと振れている。左の壁も安定しているし、フィニッシュでモモもぴったり合う」とバランス良さを賞賛していた。

 個性的なのは通常スイング中は親指のつけねあたりに重心を置くのが一般的だが、インジは「若干カカトよりにかかっている」こと。村口曰く、「この方が腰が回りやすく、しっかりバックスイングを取りやすい」とのこと。捻転不足に悩むゴルファーはインジのこの点を取り入れるとよいだろう。

 13年には母国の「韓国女子オープン」を制するなど、大舞台にめっぽう強いインジ。この116年ぶりの女子ゴルフでも、頂点を虎視眈々と狙っている。


●村口史子 プロフィール
東京都出身。1990年春にプロテスト合格。1991年の「サントリーレディス」で初優勝。1999年には年間3勝を挙げ賞金女王の座に輝いた。ツアー通算7勝。2004年にツアー競技からは引退。以降は雑誌やテレビの解説、レポーターとして活躍している。

(撮影:岩本芳弘)<ゴルフ情報ALBA.Net>

最終更新:8月17日(水)8時8分

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