ここから本文です

動画サイトからブレークした天月の“少年ボイス”にメジャーも注目

東スポWeb 8月17日(水)10時1分配信

 ユーチューブなどネットの動画サイトからメジャーデビューを果たすアーティストが増えつつあるが、10代、20代の若者の間で急激に支持を集めているアーティストが「天月―あまつき―」(25)だ。

 演歌歌手の小林幸子(62)が事務所トラブルから活路を見いだしたのが、ネットの「ニコニコ動画」だった。

 ある音楽関係者は「幸子さんもそうですし、音楽プロデューサーとして活躍しているヒャダインさんだってニコ動でクローズアップされたように、ネットは音楽界にとって侮れない存在。現にネットからメジャーデビューを果たした米津玄師さんなんかは昨年のレコード大賞で優秀アルバム賞を受賞したほどです」。

 この流れはもはや無視できない。その証拠にあるレコード会社では「ネットをチェックしてメジャーデビューできそうなアーティストを発掘する専門の担当者を置いている」(前出の関係者)。

 そんなメジャーデビューしたアーティストの中で、若年層から人気を集めているのが天月だ。先日、都内で行ったセカンドアルバム「箱庭ドラマチック」のリリースイベントでも、早朝から整理券を求めて長蛇の列ができたほどだ。

 2010年から動画サイトにボーカロイド曲などを歌唱する動画をアップし始め、一昨年にメジャーデビュー。現在、デビュー2年となった天月は、いまでは歌唱動画の総再生数が4500万回を超える人気ぶりだ。

 所属するキングレコードで制作を担当する及川奈穂氏は天月について「独特の“少年ボイス”が最大の魅力。インディーズ時代からも、業界内では『天月って誰?』と評判になっていた。メジャーデビューしてからはツイッターのフォロワー数も55万人とかなりの数字ですし、本人もファンの声を真剣に受け止めていて、時にはレス(返信)もしている。ネット出身のアーティストの特徴の一つですが、ファンとの距離も近いというのも彼の魅力の一つでしょう」。

 ネット発信の音楽はすでにアジア各国だけでなくヨーロッパなどにもファンを広げているというから、楽しみな存在だ。

最終更新:8月17日(水)10時8分

東スポWeb