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ガチンコ対決制したバド奥原「茜ちゃんの分まで」メダルに闘志

デイリースポーツ 8月17日(水)10時18分配信

 「リオ五輪・バドミントン女子シングルス・準々決勝」(16日、リオ中央体育館)

 早くも日本人対決となった準々決勝は世界ランク6位の奥原希望(21)=日本ユニシス=が、同12位の山口茜(19)=再春館製薬=を2-1で下し、シングルスでは日本人初の4強入りを果たした。

 最後は先輩の意地がさく裂した。第1ゲーム、猛攻を仕掛けてきた山口に圧倒され、11-21で落とした奥原だったが、これまでの対戦では奥原の全勝。1ゲームも落としたことはなかった。

 後輩の気迫に奥原は「茜ちゃんがすごくいいプレーをしてきて、勇気をもらった。自分もあたしらしいプレーをしないと駄目だと思った」と、奮起。第2ゲーム以降は、粘り強く対応し、山口のスタミナを消費させながら、試合をコントロール。見事に逆転勝ちをおさめた。

 12年ロンドン五輪で起こった“無気力試合”の余波を受けて、今大会からレギュレーションが変更。準々決勝という早い段階での日本人対決が組まれた。「本当はもっと先で戦えたらよかった。2人共持ち帰るものがあってほしかった」と、奥原。選手村でも同部屋の2人。世界を転戦する中でも、よく同部屋となる2人だが、五輪の舞台での直接対決の前はやはりギクシャクしたものがあった。奥原は「私は部屋で動画を見てたけど、茜ちゃんはリビングでテレビを見ていた。気を使わせてしまっていたかもしれない。申し訳ない気持ちもある」と、振り返った。

 ガチンコ対決を制した奥原は「強かった茜ちゃんの分まで戦っていかないといけない」と、シングルス初のメダルへ気持ちを引き締めた。山口は「自分の実力。奥原さんが強かった。思いは託さなくても、きっとやってくれる」と、先輩にエールを送った。

最終更新:8月17日(水)10時29分

デイリースポーツ