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リオ五輪でも心配された“ジカ熱“…「ウイルス」が猛威を振るう映画

dmenu映画 8月17日(水)11時0分配信

オリンピックの開催都市・リオデジャネイロでは、つい最近まで「ジカ熱」が流行していました。蚊を媒介にして流行するこの感染症は、罹ると発熱や発疹など風疹やはしかに似た症状が出るというので、選手や渡航される方は気をつけて欲しいものです。

さて、「ジカ熱」であれば、一般に症状は軽度で、短期間で回復するのですが、スクリーンの中ではそうもいきません。恐ろしい感染症が流行し、市井の人々を恐怖に陥れる…。そんなウイルスが猛威を振るう様を描いた映画作品を、ここではいくつか紹介していきます。

12モンキーズ(1995年公開・アメリカ)

人間の歴史において、ペスト・スペイン風邪・コレラといった流行り病は幾度となく出現し、世界中の人々を恐怖させてきました。この映画で登場するのは、2035年に全人類の99%を死滅させた架空の病原菌。未来人が過去へとやってきて、このウイルスを撒き散らしたとされる団体「12モンキーズ」を探し出し、ワクチンを作るために必要となる純粋なウイルスを入手しようする物語です。
公開された1995年はおりしも、地下鉄サリン事件が起こった年。自然発生ではなく、誰かの悪意によって未曾有のバイオハザードが巻き起こる展開は妙にリアルでした。

28日後…(2002年公開・イギリス)

動物から感染する病原菌も、永遠に人類が抱える悩みの種です。近年、日本においては、牛から移るBSEや、鳥類を媒介とする鳥インフルエンザなどが猛威を振るいました。
このイギリス映画『28日後…』に登場するのは「人間を凶暴化させるウイルス」であり、媒介していたのはチンパンジー。本作では、医療科学研究所で飼われていたチンパンジーが逃げ出して、ウイルスを撒き散らしたために、ロンドンの街中で感染者が人々を襲う事態が多発。そして、28日後には完全なゴーストタウンと化してしまうのです。

ワールド・ウォーZ(2013年・アメリカ)

「人類存亡の危機」を当たり前のように描けるのは、世界のリーダーを自認するアメリカという国で、莫大な資金を映画に注ぎ込めるハリウッドならではの特権。「世界の危機」のパターンは大きく分けて3つ。『アルマゲドン』『デーィプインパクト』などの隕石モノか、『インデペンデンスデイ』などの地球外生命体モノ、そして危険ウィルスモノです。
ブラッド・ピットが主役を演じて話題となった『ワールド・ウォーZ』は、爆発的な感染力をもつ、人をゾンビ化させる病原菌によって、世界が危機に瀕するという内容になっています。
息をつかせぬスリリングな展開と合わせて注目したいのが、主人公・ブラピの運の良さ。こういった人が次々と死んだり、ゾンビになったりする映画では必ずといって良いほど、「ギリギリのところで危機一髪」的描写が描かれますが、本作においてもそれは健在。あまりに乱発しすぎると、リアリティが欠如し、ご都合主義的になってしまうので、制作者側は繊細にならないといけないのです。

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最終更新:8月17日(水)11時0分

dmenu映画

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。