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SB松田、先制ソロ 「悔しい」熱男弾 工藤監督、小さな手応え

西日本スポーツ 8月17日(水)11時48分配信

■4番吉村4タコ

 待ちわびた「熱男」の一発でも白星を呼べない。2回1死。松田が右翼テラス席への21号ソロで先制点をたたき出した。空砲-。「本塁打はチームに与える影響も大きいし、勢いがつく。それを勝ちにできなくて悔しい」と唇をかんだ。

 エース岸の外角高め143キロ直球を逆方向へと運んだ。「(本塁打が)久しぶりすぎて、久しぶりすぎてよく分かりません」。自身は7月24日の西武戦以来、今季最長ブランクとなる18試合ぶりの一発。チームに目を向けても5日の日本ハム戦の柳田以来、9試合ぶりの本塁打だ。この間、一発のない8試合は1勝7敗と大きく負け越している。

 「打ってないんで。それが勝敗に大きく影響するので数多く打っていきたい。(1本出て)その感覚を大事にしていきたい」。主軸としての責任も痛感している。主将で4番の内川が椎間板の異常でベンチスタート。終盤に代打の準備をしていたが、出場機会はなかった。代わって4番に入った吉村が4タコ。1点差に迫った8回2死二、三塁でも力のない中飛に倒れた。

 それでも、9試合続けて3点以下だった打線が、4点を奪い、10試合ぶりに「3点の壁」を乗り越えた。工藤監督は「徐々にだけど、つながるようになってきた。少しずつ上がっていくのかな」と小さな手応えをつかんだ。松田も「こういうときこそ先制点が大事。先に取られてしまうとまた…ということになってしまう」と表情を引き締めた。

 6月中に史上最速マジック点灯の可能性がありながら、ここまでともせずに、猛追を許している。松田は「いいときは勝ちにつながっていくんだけど…。そこを変えていきたい」と、現実を受け入れた。黒星を白星に変える種や仕掛けなどない。優勝まで地道に得点を積み重ねていくだけだ。 (小畑大悟)

=2016/08/17付 西日本スポーツ=

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最終更新:8月17日(水)11時48分

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