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6月の普通鋼鋼材受注、内需は4カ月ぶり減少

鉄鋼新聞 8月17日(水)6時0分配信

 日本鉄鋼連盟が16日発表した普通鋼鋼材の受注統計よると、6月受注量は前年同月比1・5%減の582万6千トンとなり、2カ月連続で減少した。国内向け受注量(内需)が4カ月ぶりに減少。輸出向けは増加したが、内需の落ち込みをカバーできず全体でマイナスにとどまった。

 内需は341万7千トンで前年同月比5・5%減。製造業向けが2・5%減少したのに加え、建設(建築・土木)向けも9・6%減と10%近いマイナスとなった。
 建設向けの減少は今年2月以来。約7割が建設向けとされる販売業者向けについても6・1%減となっており、建設関連需要の伸び悩みが影響したもようだ。
 製造業向けでは、自動車が5・6%減と3カ月連続で減少したほか、船舶向けも2%強減少。主力需要分野の不振が目立った。
 一方、輸出向けは233万8千トンで同4・9%増加。アジア市場で鋼材市況が反転したことなどもあって、2カ月ぶりに増加した。
 国内向けの地域別受注量を見ると、関東、関西、東海の主要3地区では、前年同月比で関西が3・8%増加したものの関東、東海はそれぞれ9・0%、4・9%減少。関東では建設向け、東海では自動車向けの伸び悩みが影響したとみられる。

最終更新:8月17日(水)6時0分

鉄鋼新聞