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節水呼び掛ける“特別製”ダムカード 愛好家ら注目

上毛新聞 8月17日(水)6時0分配信

 群馬県の利根川上流8ダムで渇水が続いていることを受け、国土交通省利根川ダム統合管理事務所(前橋市)が作った節水を呼び掛ける「ダムカード」が、人気を呼んでいる。8日に配り始め、16日までに8割以上がさばけた。この時期ならではの“特別製”に愛好家らが注目している。

◎QRコード読み取りで貯水量チェック

 相俣(みなかみ町)、藤原(同)、薗原(沼田市)の各ダムの3種類。表に満水時、裏に渇水時の写真を載せ、「節水にご協力を」と記した。裏の「QRコード」をスマートフォンで読み込むと、8ダムの貯水量などの情報をリアルタイムで見ることができる。

 名刺大で、所在地や総貯水量が書かれた通常のダムカードよりやや小さい。3種類を5000枚ずつ作り、16日までに合わせて1万2000枚以上を配り終えた。増刷予定はない。

 三つのダムそれぞれでもらえるほか、みなかみ町の道の駅・水紀行館や、子ども向けのイベントでも配っている。21日に藤原湖沿いで実施される「デサント藤原湖マラソン」では、参加者にカードが配られる予定だ。

 同事務所によると、ダムカードの収集家やダムの愛好家を中心に高い人気。会員制交流サイト(SNS)でも一部で話題になっている。担当者は「節水への意識が高まればいい」と効果を期待している。

 8ダムの合計貯水率は16日午前0時時点で56%にとどまっている。利根川では10%の取水制限が続けられている。

最終更新:8月17日(水)6時0分

上毛新聞