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小惑星「りゅうぐう」撮影に成功 倉敷・天城高の伊藤さんら

山陽新聞デジタル 8月17日(水)9時0分配信

 岡山、兵庫県の高校生グループが、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機「はやぶさ2」が目指している小惑星「りゅうぐう」の撮影に成功した。美星スペースガードセンター(岡山県井原市)によると、明るさは19等星程度と暗く、撮影は極めて難しいといい、映像はJAXAのホームページ(HP)で紹介されている。

 りゅうぐうは、ほぼ球形で直径約900メートル。太陽を中心に地球と火星の間の軌道を回りながら4年に1度、地球に接近し、今回は7月下旬~8月上旬の約2週間、観測好機が訪れた。肉眼では確認できないが、日没とともに東の空に上り、夜明けごろ西の空に沈んでいたという。

 撮影したのは、同センターで開かれた日本スペースガード協会(東京)など主催の観測体験合宿に参加した岡山県倉敷市の天城高2年伊藤友さん(16)、兵庫県立舞子高の2年生2人の計3人。口径1メートル望遠鏡を使い、合宿中の8日午後8時半~9日午前0時ごろ、無数の星が密集する天の川の間で、かすかに光るりゅうぐうを見つけ、望遠鏡備え付けのCCDカメラで捉えた。

 「雲一つない空など好条件が重なり、撮影できたのではないか」と同センターの浦川聖太郎主任研究員。

 JAXAは「はやぶさ2プロジェクト」のHPに「高校生が観測に成功!」と題して撮影画像を掲載。伊藤さんは「大量の星の中で暗い小惑星を見つけるのは一苦労。夜空を見上げるロマンとはひと味違う感慨に浸ることができた」と話していた。

最終更新:8月17日(水)9時0分

山陽新聞デジタル

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