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【ブラジル】パラグアイとの国境 警備を強化 リオパラ閉幕まで

サンパウロ新聞 8/17(水) 6:45配信

 国税庁はアルゼンチン、パラグアイとの国境の街、パラナ州フォス・ド・イグアス市で、特にパラグアイとの国境にかかる「友情の橋」(Ponte Internacional da Amizade)地域における警備を8日から強化した。

 同日付で伝えた伯メディアによると、警備が強化されたことで、フォス・ド・イグアスの税関を通過する人や車のほぼすべてが検査対象となっている。同地の国税庁取締官は警備強化について、テロ対策における懸念事項の一つである武器弾薬の取り引きや密輸入などといった、国境における典型的な犯罪を取り締まるのが目的だと説明。「テロ攻撃は常に武器や爆発物を使用することで発生するということを我々は知っている。米国そして欧州のいくつかの国々においては、人々は容易に武器に手が届く。銃規制でそれを妨げているブラジルは違う。ブラジルで武器を入手するには、多くの場合、国境をまたぐ」と話す。

 同税関では8日午前中に、パラグアイ人の女2人が所持していた合計20万レアル(約600万円)超の現金が押収された。1人は着衣の下に現金16万レアルを隠して国境を越えようとしていた。もう1人は4万5000レアルを所持していた。報道によると、ブラジルの法律では申告なしに持ち込み、持ち出しができる現金の上限は1万レアル相当と定められており、パラグアイ人の女2人は資本逃避(キャピタル・フライト)の罪に問われることになる。

 国税庁は他の地方から検査官35人を派遣してフォス・ド・イグアスの税関の人員を増強、麻薬探知犬も投入した。警備の強化はリオ・パラリンピックが終了する9月中旬まで続けられる予定。

サンパウロ新聞

最終更新:8/17(水) 6:45

サンパウロ新聞