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受験生に効く「ペップトーク」、それって何?

ベネッセ 教育情報サイト 8/17(水) 14:00配信

お子さまの様子を目にする機会が多くなる夏休み。「勉強は計画通りに進んでいるの?」「周りのみんなはもっとがんばっているみたいだよ」など、心配しているつもりでついついネガティブな言葉を使っていることはないでしょうか? お子さまのやる気を引き出すには、ポジティブな言葉で励ますことが大切。今回は主にスポーツ指導者が実践しているポジティブなコミュニケーション術“ペップトーク”をご紹介します。

“やる気と自信”をアップさせるペップトーク

ペップトークとは、スポーツの大事な試合前などに、コーチや監督が選手に対して発する短い激励のメッセージのこと。ポジティブなメッセージを伝えることよって、選手の不安やネガティブな気持ちを取り除き、やる気をアップさせて自信をもたせる効果があります。

例えば、「相手は強敵だから、負けても恥じることはない。とにかく全力でぶつかろう」と言われるよりも、「相手は強敵だけど、勝てるだけの練習をしてきた。自信をもとう」と言われる方が、選手のモチベーションは上がります。
こうしたペップトークは、ビジネスシーンなどスポーツ以外の場面でも使われるようになってきており、コツをつかめば、お子さまへの声かけにも応用できます。

ポジティブなイメージをもたせるような声かけを

ペップトークは、ポジティブなイメージを具体的にもたせることがポイントになります。イメージは現実化しやすいので、「大事な試験だから、ミスしないように」と言われると、ミスをする場面が頭の中に浮かび、それに引きずられてしまいます。
「ミスしないように」ではなく、「解ける問題を確実に解こう」など、“短く、わかりやすく、ポジティブな言葉”を使う方がよいのです。声かけの際は、次の4つのステップを踏むのがポイントです。参考にしてください。

【1】相手の状況を把握する(声かけ例:「勉強の進み具合は、どんな感じ?」)
【2】その状況をポジティブに捉え直す(「もう半分もできているんだ」)
【3】やってほしいことを具体的に伝える(「残りを終わらせられるように、今から計画を見直してみたら」)
【4】背中を後押しする(「このあと、英語を1回分、がんばってみよう。終わったら、おやつを出すね」)

“子どもを元気づける言葉”を受験期の声がけにも取り入れる

ペップトークは、そもそも英語のpep(元気)、pep up(元気づける)という言葉が由来となっています。お子さまが成長してくると、反抗的な態度につい小言を言ったり、ダメ出しをしてしまいがちですが、お子さまを見守り、気持ちを盛り上げ、元気づけるようなコミュニケーションを心がけてはいかがでしょう。そうすれば夏休みの宿題だけでなく、受験勉強にも生かせる声がけができそうですね。

ベネッセ 教育情報サイト

最終更新:8/17(水) 14:00

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