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不正アクセス事件「運用や組織が問題」 第三者委が初会合

佐賀新聞 8月17日(水)11時28分配信

 佐賀県の県立中学、高校の教育情報システムが不正にアクセスされた事件を受け、有識者で構成する第三者委員会「佐賀県学校教育ネットワークセキュリティ対策検討委員会」が16日、初会合を開いた。委員長は会合後、「技術より運用や組織の問題が大きい」という認識を報道陣に示した。

 互選で情報セキュリティ大学院大学の内田勝也名誉教授を委員長に選任した後、非公開で県教委側が事件の概要を説明し、各委員が質問した。終了後、内田委員長は「(情報セキュリティーに関する)継続的な仕組みづくりができていないのではないか」と、運用面などの課題を指摘した。

 委員会は大学教授、弁護士、マスコミ関係者ら4人で構成した。10月ごろまでに3回の会合を開き、情報セキュリティーに関する強化策を県教育委員会に提言する。

 会合に先立ち古谷宏教育長は「大量に個人情報が盗み取られ、教育の信頼を大きく損ねた。技術面だけでなく運用の観点からも提言をいただきたい」と述べた。

最終更新:8月17日(水)11時28分

佐賀新聞