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鉄道好き若者、能登に集合 24日からのと鉄道で高校生交流会

北國新聞社 8/17(水) 3:25配信

 鉄道研究部などの部活に所属する全国の高校生が集う「全国高校生地方鉄道交流会」が24~26日、のと鉄道(穴水町)を舞台に開かれることになった。鉄道を中心とした地方の活性化策を発表し、住民との交流を図る会で、都内と県内の4校が参加する。鉄道好きの若者に、のと鉄道を広める機会となり、地元関係者は歓迎している。

 交流会は、成城高(東京)鉄道研究部顧問の大溝貫之教諭が発起人となり、2012年から毎年開かれている。これまで秋田内陸縦貫鉄道(秋田県)、一畑電車(島根県)、三陸鉄道(岩手県)などが開催地となってきた。

 のと鉄道の運転士の父が成城高で教員を務めていることが縁となり、5回目の今年は、のと鉄道が開催地に選ばれた。

 今回は、都内から成城高、目黒学院高、芝高の3校と、県内から泉丘高鉄道研究同好会が参加する。生徒は事前に企画案をまとめた上で現地入りし、のと鉄道の現状を実際に目でみて、26日の最終日に、町さわやか交流館プルートで活性化策を発表する。審査員は、のと鉄道の社員や北陸信越運輸局の職員が務める。写真コンテストも行われる。

 泉丘高鉄道研究同好会は昨年から、のと鉄道の廃線区間穴水―蛸島間の旧駅舎調査を行っており、その成果も発表する。ほかに、地元の穴水高は初日の24日、参加者にボラ待ち櫓(やぐら)や奥能登特産の原木シイタケ「のとてまり」など地域の特色を紹介する。

 交流会に先立ち、成城高の大溝教諭は6月3日、穴水町を訪れ、会場となる穴水駅や町さわやか交流館プルートなどを視察した。大溝教諭は「都会にはない自然や文化を感じてもらい、自由な発想を促したい」と話した。

 のと鉄道の山下孝明社長は「われわれが気付かないような、若者ならではの意見に期待している。優れたアイデアは、のと鉄道の利用促進やサービス向上に生かしたい」と話した。

北國新聞社

最終更新:8/17(水) 3:25

北國新聞社