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「願掛け寺」出会いの場に 金沢・香林寺、本堂で婚活パーティー

北國新聞社 8/17(水) 3:25配信

 「願掛け寺」として知られる野町1丁目の曹洞宗香林寺が、独身の男女が交流する婚活イベントの会場となっている。良縁などの御利益があるとされる庭の十二支像でお参りし、本堂の落ち着いた空間で気軽に会話が楽しめると好評で、これまでに4度開催し、18組のカップルが成立した。境内のヒガンバナが見頃を迎える9月にもパーティーを企画し、男女の出会いの場を演出する。

 香林寺は1651(慶安4)年、加賀藩家老青木五兵衛が3代藩主前田利常に願い出て建立した。不動明王の石像を起点に十二支像を配置した小道「幸福の道」は、2周歩いた後、3周目に自分の干支(えと)の石像前で参ると願いがかなうとされる。

 北陸新幹線開業前から、雑誌やインターネットなどで「パワースポット」として取り上げられ、県外からも参拝客が訪れるようになった。良縁や恋愛成就を祈願する人が参拝客の4割を占めていることから、未婚の男女が親睦を深める場を提供しようと、2014年10月から半月ごとに婚活イベントを開催するようになった。

 イベントは「縁結びパーティー」と銘打ち、20代後半~40代前半の独身男女を対象に行われている。1回につき、男女約40人が参加し、食事や会話、十二支像のお参りを通じて交流する。今年4月に行われた第4回では、5組のカップルが成立した。

 第5回縁結びパーティーは9月24日に開催する。境内に群生するヒガンバナのライトアップも企画しており、幻想的な空間の中で会話を楽しんでもらう。パーティーの担当者は「最近は20、30代の女性グループの参拝も増えている。若者を呼び込み、地域の活性化にもつなげたい」と話した。

北國新聞社

最終更新:8/17(水) 3:25

北國新聞社