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太陽光受け入れ101万キロワット 北電、上限に残り9万キロワット

北國新聞社 8月17日(水)3時20分配信

 北陸電力が受け入れる太陽光発電の電力容量が、今月5日時点で計101万キロワットとなったことが分かった。既に受け入れたのが61万キロワット、契約済みが40万キロワットとなっており、北電が上限に設定する110万キロワットまで残り9万キロワットに迫っている。

 北電によると、電力容量は受け入れ済みと契約済みに加え、計画段階の事業者分が30万キロワットある。北電の担当者は「年度内にも上限に達する可能性はある」とみるが、太陽光発電事業への参入ペースは以前より鈍っているのが現状だ。

 2012年7月に再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度が始まった直後は、遊休地を活用して太陽光発電設備を設置する事業者が相次いだ。しかし、12年に1キロワット当たり40円(10キロワット以上、全量売電)だった買い取り価格は現在24円まで下がっており、参入する事業者も徐々に減ってきている。

 さらに、電力容量が受け入れ上限に達した後に契約した事業者は、需給状況によって北電の発電抑制に応じなければならない。採算面でのリスクがより高くなるため、上限が近づくほど売電に慎重な事業者は増えそうだ。

北國新聞社

最終更新:8月17日(水)3時20分

北國新聞社