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2点のリードを守り切った長崎ドリームFCジュニアVが、EXILE CUP 九州大会で初の頂点に

SOCCER KING 8/17(水) 11:27配信

 小学4年生から6年生を対象としたフットサル大会「EXILE CUP 2016」九州大会が7日、佐賀県総合運動場陸上競技場で開催された。同大会は今年で7年目を迎えるが、佐賀県で九州大会が開催されるのは初めて。佐賀県サッカー協会の中村勇会長は「佐賀、九州のサッカーやフットサル発展のために、このようなイベントは子どもたちにとって貴重な機会となり、大変ありがたいこと」と感謝の気持ちを表した。予選大会は全国9地区10会場で行われ、優勝チームは9月17日に愛媛県今治市で開催される決勝大会へ進出する。

 今年は全国で応募チーム数が過去最多となり、参加人数も4000名を超える見込みとなった。九州大会は開催地の佐賀を中心に、福岡、大分、長崎、熊本、宮崎の6県から47チームが参加し、サガン鳥栖も公式戦で使用する天然芝のグラウンドで熱戦が繰り広げられた。

 開会式にはE-girls/Flowerの鷲尾伶菜さん、重留真波さん、E-girls/HappinessのSAYAKAさん、劇団EXILEの秋山真太郎さん、佐藤寛太さん、DEEPのRYOさんと、EXILEが所属する株式会社LDHの中でも、九州出身のアーティスト・俳優がゲストとして登場。佐賀県出身の鷲尾さんが「佐賀県の出身者として、皆さんのことを精一杯応援します!」とあいさつした後、宮崎県出身のSAYAKAさんが中心となって、恒例の「EXダンス体操」でウォーミングアップを行った。

 4チームずつ12ブロックに分かれて行われた予選リーグは、6チームが全勝で決勝トーナメントへ駒を進めた。そのなかでも、スピードの速い攻撃を武器に、3試合を戦って19得点を挙げたFC CRAQUE(熊本)は、Aブロック1位で通過。熊本市東区を活動拠点にしている同チームのメンバーには、4月の熊本地震により自宅が全壊し、今も仮設住宅で過ごしている部員もいるという。そのメンバーも含め、「県外に出て、いろいろな経験をさせたい」と、この大会に6年生を連れて来た監督の鹿尾英司さん。チームは発足5年目で、普段は小学1年生から6年生まで40名ほどの部員で活動中。この大会は惜しくも準々決勝でPKによる敗戦となったが、鹿尾監督は「練習から大事にしている“ゴールに向かう姿勢”を出すことができました。ここまで勝ち進むことができるとは思っていませんでした」と、選手たちの健闘に目を細めていた。

 準決勝の一つは、俊足選手を生かした攻撃力で勝ち上がってきたPLESURE SCと、準々決勝でPKを制して勝ち上がった肥前FCの佐賀県対決。もう一方は、長崎ドリームFCジュニア(長崎)の同門対決という、盛り上がるカードとなった。PLESURE SC、長崎ドリームFCジュニアVがそれぞれ決勝へ勝ち上がり、この日最後の試合がキックオフ。決勝は、立ち上がりから積極的にシュートを打った長崎ドリームFCジュニアVが開始3分に先制。前半は攻守の切り替えの速さで、PLESURE SCに攻撃の機会を与えなかった長崎ドリームFCジュニアVが2点をリード。しかし後半に入り、PLESURE SCも前線からプレッシャーをかけ、高い位置でボールを奪ってカウンターでチャンスを作る。終了間際に1点を返すが、ここでタイムアップ。長崎ドリームFCジュニアVが2-1で初優勝に輝いた。

 1999年に発足し、長崎市内で活動する長崎ドリームFCは、幼稚園の年中からジュニア、ジュニアユースと総勢100名ほどの部員を抱える大所帯。U-19日本代表に選出されたことがある諸岡佑輔(福岡大3年)なども輩出しているサッカークラブで、3年前からフットサルを導入して「試合の状況を見て、判断する力を養っている」(安生地智廣監督)という。ボールを止める、蹴るといった基本技術の高い選手が多く、ポゼッションからしっかりとゲームを組み立てる戦術理解度の高さが際立った。今治市で開催される決勝大会では「全国の舞台は子どもたちの成長の機会になるので、いろいろなものを見せてあげたい」と安生地監督。自分たちが大切にしているスタイルで、全国の舞台へ挑む。

取材=新甫條利子 写真=安藤 隆

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最終更新:8/17(水) 11:27

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