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元ゴールドマンのトレーダー、業界永久追放-SECが処分発表

Bloomberg 8月17日(水)2時38分配信

ゴールドマン・サックス・グループで住宅ローン担保証券(MBS)を扱っていた元トレーダー、エドウィン・チン氏は顧客に誤った情報を与えて割高な料金を支払わせていたとの問題で、証券業界からの追放が決まった。

米証券取引委員会(SEC)が16日に発表したところによると、チン氏はさまざまな証券について「ゴールドマンが購入した価格を隠すことにより、同社の収入を水増しさせた」。チン氏はこの疑いを肯定も否定もせず、40万ドル(約4010万円)の和解金支払いに合意した。

SECの法執行部で複雑な金融商品を担当する責任者のマイケル・J・オスナト氏は、「チン氏はゴールドマンのトレーディング利益や間接的には自らの報酬を押し上げようと、市場の情報を誠実に伝えるという基本的な義務に繰り返し反した」と指摘した。

SECによるとチン氏は2010年から12年まで、MBSの買い手に対し顧客間の価格交渉を積極的に進めている風を装いつつ、実際はゴールドマンが抱えていたMBSを販売していた。

チン氏は12年にゴールドマンを解雇された後、元同僚のジョシュア・バーンバウム氏が設立したヘッジファンド、ティルデン・パーク・キャピタル・マネジメントに入社。事情を知る複数の関係者によると、同氏はティルデンも今年初めに自主退社していた。

原題:Ex-Goldman Bond Trader Chin Barred From Industry by SEC (1)(抜粋)

Matt Robinson

最終更新:8月17日(水)2時38分

Bloomberg