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債券下落、5年入札に向けた売りやオペ結果で-金融政策不透明との声

Bloomberg 8月17日(水)8時8分配信

債券相場は下落。米国債相場が早期利上げ観測を背景に下げた流れを引き継いだことに加えて、日本銀行の金融政策の先行き不透明感が強い中、5年債入札を翌日に控えた売りや国債買い入れオペの結果が相場の押し下げ要因となった。

17日の長期国債先物市場で中心限月9月物は前日比1銭安の151円50銭で取引を開始し、いったん151円34銭まで下落。午後に入って下げ幅を拡大し、一時24銭安の151円27銭まで下げた。結局は18銭安の151円33銭で引けた。

SMBC日興証券の竹山聡一金利ストラテジストは、「米債安で上値が重い展開。明日に5年債入札を控えていることも背景にある。一方、30年債はしっかり」と述べた。日銀買い入れオペの結果については、「10年超25年以下が少し甘め。来週の20年債入札に向けて調整の動きが出たのだろう」と分析した。

現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の343回債利回りは、日本相互証券が公表した前日午後3時時点の参照値より1ベーシスポイント(bp)高いマイナス0.09%で開始し、その後はマイナス0.08%まで上昇。新発5年物128回債利回りは1bp高いマイナス0.165%で始まった後、一時マイナス0.155%を付けた。

超長期債はまちまち。新発20年物157回債利回りは一時2bp高い0.29%と10日以来の高水準を付けた。一方、新発30年物51回債利回りは0.5bp低い0.355%に低下している。

日銀が実施した今月6回目の長期国債の買い入れオペの結果によると、残存期間「5年超10年以下」と「25年超」の応札倍率が前回から小幅低下し、「10年超25年以下」は上昇した。

岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジストは、「これだけ不透明感が強い中で積極的に動いている投資家もいないだろう」と指摘。「前日は流動性供給入札不調で超長期が売られた一方、中短期はしっかり。前々日は週末の報道を受けたマイナス金利深掘り観測の後退で中短期が売られたが、超長期はしっかりだった。結局、先行きの不透明感が強いので、レベルやカーブ形状をなかなか想定しづらいのが今の状況」と述べた。

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最終更新:8月17日(水)15時35分

Bloomberg

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