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米政府、スーパーコンピューター活用へ-危険性高い洪水予報で

Bloomberg 8月17日(水)13時9分配信

米政府は、全米の河川の洪水予報にスーパーコンピューターの利用が可能になると発表した。ルイジアナ州は先週、大量の降雨に見舞われ8人が死亡、2万人余りが避難した。

米海洋大気局(NOAA)の洪水予測部門ディレクター、トーマス・グラツィアーノ氏によれば、新たな機器では人命と不動産を脅かす恐れのある豪雨が発生する可能性を通りごとに予測し、避難の時間をより多く確保できるようにするほか、避難が不可能な場合には最悪の事態に備えることができるようにする。

グラツィアーノ氏は電話インタビューで「これは、洪水予報に高性能コンピューターを活用するNOAA初の試みだ。現時点でわれわれがデータを持っていない地域に関する情報を提供することになるだろう。飛躍的な進歩だ」と述べた。

NOAAが16日発表した資料によれば、新たなコンピューターモデルでは米地質調査所が対象とする8000カ所以上からデータを収集し、米本土48州の270万地点でシミュレーションを実施。1時間ごとに河川・水路に関する予測を行う。これまでのコンピューターモデルでは利用していたのはわずか4000カ所のデータで、数時間ごとに予報していた。

原題:U.S. Taps Supercomputer to Help Predict Dangerous Flooding (1)(抜粋)

Brian K Sullivan

最終更新:8月17日(水)13時9分

Bloomberg