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石油サービス関連債、損失計上のリスク低下-ノルウェー国民保険基金

Bloomberg 8月17日(水)14時1分配信

ノルウェーの石油サービス関連の高利回り債に投資する投資家は最悪期を脱した可能性がある。同国の運用資産1990億クローネ(約2兆4400億円)のフォルケトリドフォンデト(国民保険制度基金)で副マネジングディレクターとして債券を運用するラルス・トロンスガルド氏によれば、原油価格下落を背景に業界で債務再編の波が到来した後、損失計上のリスクは後退している。

トロンスガルド氏は16日、オスロでのインタビューで「短中期的に見て当社のポートフォリオの損失の大部分は出尽くしていると思う。今後は原油価格の推移と特に供給面の再編がどう進むかを注視しなければならない」と述べた。

ノルウェーの石油関連業界を中心としたジャンク債(投機的格付け債)市場は、3月に債券価格が下落し、チェルインゲ・ルッケ氏などの資産家が債務の再編に伴う利益を狙って市場に参入した後、回復している。DNB高利回りトータルリターン・ヘッジド指数は今年の低水準からほぼ12%上昇している。

原題:Norway’s $24 Billion Fund Seeing End to Losses in Oil Services(抜粋)

Jonas Cho Walsgard

最終更新:8月17日(水)14時1分

Bloomberg