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<リオ五輪速報>女子レスリング69kg級で土性が金メダル

THE PAGE 8/18(木) 7:40配信

 女子レスリングのフリースタイル69kg級の決勝が17日(日本時間18日)、現地カリオカアリーナで行われ、五輪初出場となった土性沙羅(21、至学館大)が、ナタリア・ボロベワ(25、ロシア)を逆転で下して金メダルを獲得した。48kg級の登坂、58kg級で4連覇を果たした伊調に続く、この日3つ目の金メダル。

 決勝の相手はロンドン五輪女子72kg級の金メダリストだが、2年前の世界選手権で勝っている相手だ。
 第1ピリオドは、上背のある相手にプレッシャーをかけられ、1分18秒に2回目の口頭注意を受けてアクティビティタイムを与えられたが、攻めきることができずに1ポイントを先にリードされた。0-1で第2ピリオドを迎え、さらにアクティビティタイムで攻めきれずに0-2。残り時間1分を切ったところで土性は、片足タックルからテイクダウンを取って抑えて同点においつき、ポイントは2-2だったが、規定により反則ではなく技でポイントを取った土性の判定勝ちとなった。

 土性は1回戦で、2013年の世界選手権金メダルのアリナ・スタドニク(ウクライナ)に11-3で圧勝すると、2回戦はブセ・トスン(トルコ)に12-4のテクニカルフォール勝ちで勢いに乗り、準々決勝ではドロシー・イーツ(カナダ)に7-2で判定勝ち。準決勝で対戦したアンナイエンニュ・フランソン(スウェーデン)には、第2ピリオドの終盤まで2ポイントをリードされていたが、7-2の逆転勝ちでメダルを確定させて決勝へ進んでいた。

 土性は「霊長類最強の女」吉田沙保里の、亡き父、栄勝さんが自宅で開いていた「一志ジュニアレスリング教室」で幼稚園の頃にレスリングを始めたエリートだ。土性の父の則之さんが、県立松阪工高時代に、レスリング部顧問だった栄勝さんの指導を受けた教え子だったことから、親子2代で吉田の教えを請うことになった。叩き込まれたのは“女王”吉田沙保里を作ったタックルである。その恩師、栄勝さんは、2年前に亡くなったが、その教えを土性が忘れることはなかった。吉田家直伝のタックルで土性は世界一を手にした。

 日本の女子の重量級に史上初の金メダルをもたらした土性は、歓喜の涙を流した後、インタビューではさわやかな笑顔を浮かべた。
「本当に嬉しいが率直な気持ちです。たくさんの方々に応援され、支えられ、そのおかげです。嬉しくて涙が少し出ました」

 場内を栄監督を肩車して一周したが、「金メダルを取って監督を肩車できてよかったです。いつも、もっと重い選手を(練習で)肩車しているので」と、笑った。
「前に(伊調)馨さん、(登坂)絵莉さんが最後まであきめないのを見て、私も、最後まであきらめないと決めて戦いました」
 レスリングチームの団結力で獲得した3つ目の金メダルだった。
 

最終更新:8/18(木) 9:28

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