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<台北2016国際切手展>世界の郵便事情:南アフリカ

中央社フォーカス台湾 8/18(木) 11:55配信

(ヨハネスブルグ 18日 中央社)世界各地の郵便切手を紹介する国際切手展「PHILATAIPEI 2016」(台北2016世界郵展)が10月21日から同26日まで、台北市内で開かれる。開催を前に、世界各地の郵便事情をシリーズでお届けする。――南アフリカの港近くには、「郵便局の木」と呼ばれる木がある。この木は交通網が未発達の時代、航海する人々の思いを故郷に伝える重要な役割を果たしてきた。

西暦1500年、ポルトガル船の船長は南アフリカのモッセル・ベイに寄港し、1本の木の下に、石を重しにして故郷に宛てた手紙を置いた。当時ポルトガル船はヨーロッパと東洋を往復する際、同地を中継地としており、この船長はポルトガルに戻る船員が代わりに手紙を届けてくれるのを願った。3カ月後に手紙は発見され、無事受取人に届けられた。

以降、この木は郵便局の木としての役割を担うようになった。500年以上経った現在でも木は同じ場所に根を張っており、観光名物になっている。

南アフリカでは1792年、南アフリカ郵政公社(SAPO)の前身となる組織がケープタウンで誕生。当初は農家の馬を使って郵便物を運んでいた。1994年にアパルトヘイト政策が撤廃された後は万国郵便連合(UPU)への加盟が許可され、法律によって、全国民へのサービス提供が定められた。

2015年の統計によれば、SAPOの職員数は全国で2万3820人。支局数は2486カ所に上り、大都市から小さな町までをカバーしている。同年の総収入は50億ランド(約375億5400万円)で、そのうち郵便事業での収入は65%を占める。次いで多いのは郵便銀行事業。顧客数は600万件に上り、その数は同国の銀行で最多を誇っている。

だが、郵便物の紛失や封筒の中の物品の盗難も少なくない。質の低い職員がいるのは残念なことである。

(徐梅玉/編集:名切千絵)

最終更新:8/18(木) 11:55

中央社フォーカス台湾

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