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平和を祈りエイサー 糸満市摩文仁

琉球新報 8月18日(木)5時0分配信

 【糸満】旧盆のウークイに当たる17日、沖縄県平和祈念財団(新垣雄久会長)は、糸満市摩文仁の国立沖縄戦没者墓苑と平和の礎でエイサーの演舞を奉納した。地元糸満市の喜屋武青年会がエイサーの起源とされる「念仏踊り」を披露し、戦没者と先祖を慰霊し、平和を祈念した。


 喜屋武青年会の久米佑輔会長によると、地域では先祖を供養する念仏踊りが伝統的に踊られてきたという。久米会長は「本来のエイサーは先祖を供養する念仏踊りから始まっている。戦争で亡くなった方のみ霊を慰霊し、平和の祈りを込めて踊った」と話した。

 演舞の前には沖縄戦没者墓苑に献酒し、参加者全員で黙とうをささげた。新垣会長は「エイサーの奉納は全ての戦没者を慰霊し、悲惨な戦争体験の風化に歯止めがかかることを期待して実施した。喜屋武青年会の皆さんに感謝したい」と話した。

琉球新報社

最終更新:8月18日(木)10時20分

琉球新報